二重奏用の楽譜はこうでなくては

先週買ってみた二重奏用の楽譜はトリム楽譜出版のフルート二本用の楽譜ですが、なかなか良いアレンジなのですが難度はやや高くやりがいがあります。

使ってみて初めてわかったのですが、この楽譜は一冊が二つに分かれます。

1st 用と 2nd 用が一冊づつで、それがカバーで一冊にまとめられているのです。

そして譜面は両方とも同じで 1st 用と 2nd 用が二段に書かれているのですが、1st 用は 二段目の音符が小さく、2nd 用は一段目の音符が小さく印刷されています。

左が 2nd 用、右が 1st 用です。

二重奏用の楽譜は何冊か持っていますが、このようになっているものはありません。

そうした楽譜では自宅でそれぞれが練習しようとするとき、もう一冊買うかコピーしなければなりません。

コピーは問題がありますし、もう一冊買うというわけにはいきません。

トリム楽譜出版という会社はその事がよく分かっているのですね。

他の出版社も見習って欲しいものです。

また CD でピアノ伴奏が収録されたものが付属している場合、先日使ったものもそうですがピアノ伴奏だけでなく 2nd フルートも一緒に収録されてしまっています。

伴奏だけのものも収録してくれないと本番では使えません。

先日のレッスンで先生が見つけてくれた楽譜は木管五重奏という編成でフルートが二本という魅力的な編成でしたが、伴奏用 CD にはやはり 2nd フルートも収録されていました。

ピアノ伴奏はともかくせめてフルートは二人で合わせられるようになっていないと本番で使えないだけでなく、練習にもなりません。

そう難しいことではないと思うのですが、なぜやってくれないのでしょうねえ。

 

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