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世代が違う [レッスン]

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ヴァイオリンのレッスンものろのろと進んでいますが、練習曲の中には無味乾燥なものばかりでなく小学校や中学校で習った曲が出てくる事があります。

「ロング ロング アゴー」もそのような曲の一つですが、小学校か中学校の音楽の授業で歌った事を先生にお話ししますと、先生は歌詞がついている事や学校で習う事などご存じありませんでした。

歌詞は所々しか憶えていませんので検索してみました。
http://www.geocities.jp/lune_monogatari/longago.html

私が習ったのは 古関 吉雄 作詞 の「思い出」ですね。
昭和22年に 文部省唱歌(イングランド民謡)として『6年生の音楽』に掲載されたとあります。


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「ロング ロング アゴー」は作曲者が正しく印刷されていますが、その前に出て来た「むすんでひらいて」はジャン・ジャック・ルソー作曲であるのに「ドイツ民謡」とされています。
ルソー作曲である事も先生はご存知ありませんでした。


高校の音楽の授業ではイタリア民謡の「オー・ソレ・ミオ」やシューベルトの「セレナーデ」、ヘンデルの「(なつかしい)木かげ」(今は「オンブラ・マイ・フ」の方が通りが良いですね)などを歌った事もお話ししますと、先生は初耳のような顔をされました。

フルートの S先生やヴァイオリンの N先生は私の子どもであってもおかしくないほどお若いのですが、地域の違いもあるのでしょうが小中高で受けた教育にはかなりの違いがあるようです。
私たちの頃はポップスは教科書には載っていませんでした。

本当に世代が違うのだなあとしみじみ感じました。

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コメント 2

IWARIN

センニンさん、こんばんは。
今使われている高校の音楽の教科書をご覧になったら、きっと驚かれると思います。
「オー・ソレ・ミオ」や「帰れソレント」、「夢路より」といった歌曲が教科書から消える日が来るかもしれません。
by IWARIN (2011-03-02 23:34) 

センニン

IWARIN さん、こんばんは。
言われてみると教科書というのは当の学生以外は見る事はないですね。
音楽の教科書はたしか保管してあります。
久しぶりに開いてみたくなりました。
by センニン (2011-03-03 20:58) 

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