Powell の頭部管2種を再度試奏する [楽器]
dolce楽器に楽器の調整を依頼しました。
折しも Powell Flutes Japan ではフェアの真っ最中でした。
せっかくなので先日試奏した Fisione と Soloist の頭部管をまた試奏しました。
Soloist を二本出していただきましたので両方試奏しましたが、驚いた事に異なる種類かと思うほど音色が違います。
端的に言えば明るさと華やかさを備えた個体と幅広さふくよかさを備えた個体と言うところでしょう。
面白い事に Fisione はその中間のような音色です。
しかし最も違うのは最高音付近の反応です。
Fisione は H管に付けているにもかかわらず最高音の C がギズモキーを使わなくても実にスムーズに発音できます。
H管は何本か持っていますが、これは初めてです。
Fisione 全てがこうなのかどうかは分かりませんが、少なくとも試奏した個体は非常に良い印象でした。
Powell Flutes Japan では一年以内に一度頭部管を交換する事ができるそうです。
異なる種類に、だけでなく同じ種類の別の個体にというのもありだそうです。
ハンドメイドですから当然個体差はありますが、これほど違うというのはちょっと驚きです。
Powell を試奏するときはこうした事も意識していた方が良さそうです。
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