ゴールウェイの教え [レッスン]
以前ランパルの自伝(http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2008-07-10)をご紹介しましたが、ゴールウェイもそれらしいものを書いています。
その本「わがフルート人生」はまだ読んでいないのですが、いま「フルートを語る」(1985年シンフォニア。吉田雅夫訳)を読んでいます。
両方とももう絶版のようで、古本屋かオークションを探さなければなりません。
翻訳が少々古いのですが、内容は初心者が読む事も想定されていて読みやすく、探究心のある読み手にとっては有益な内容です。
例えばなぜ立って練習した方が良いのかとか、座って練習した方が良いのはどんな場合かなどユーモアを交えて書いています。
面白いと思ったのは立つ時の脚の開き方で、「10時10分」と具体的に書いています。
先日のレッスンの前に試してみたところ、確かに具合が良く、音も良くなるようでした。
その他にも演奏する時の口の状態についてもイラスト(ゴールウェイの似顔絵など)入りで説明され、表現意図によって空間の形を変えるなど読み飛ばす事ができない内容もあります。
第5章「私のフルート製作」をアルバート・クーパーさんが書いているなど、興味の尽きない内容です。
現在 Amazon でも入手困難ですが、抜粋が別途出版されているようです。
J.ゴールウェイ著「フルートを語る」より抜粋 よい音を出すた
- 作者:
- 出版社/メーカー: 大阪村上楽器
- 発売日: 2005/04/23
- メディア: -
ゴールウェイを目標とするわけではありませんが、機会があったらお読みになってみる事をお薦めします。
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