George W. Haynes [楽器]
Haynes と言えば現在では Wy.S.Haynes ですが、フルートを作り始めた頃は2歳年下の弟の George (1866年生)と一緒に作っていたそうです。
後に Haynes の商標の使用権は兄が得る事になりますが、George は少しの間 haynes-schwelm ブランド等で楽器を作っていたようです。
その後 George は Selmer に招かれ、フルート作りを指導したようなので初期の Selmer のフルートは Haynes の音がするそうです。
写真の楽器は自分の名前で作られた楽器です。
凹みなども多いですが、演奏は問題なくできます。
しかしピッチが 440 と低めで、鳴りもまだまだな印象です。
少し吹き込まないと目を覚まさないのかもしれません。
音色はいわゆるオールド・ヘインズそのものと言った印象です。
ネットオークションですが、殆ど競合もありませんでした。
最初の YAMAHA を除いては最も安く手に入れた楽器です。
ケースはオリジナルではないようですが、ピッコロも入るダブルケースです。
※George を兄と記載していましたが、ご指摘をいただき確認しましたところ弟と判明しましたので記載を訂正しました。
〈参考:American Flute Guild http://www.americanfluteguild.com/articles/haynesArticle.html〉
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