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アルトフルートに触ってみる [楽器]

昨日はレッスンだったので、あらかじめお願いしておいて Altus のアルトフルートを試奏させてもらいました。
モデルは AF821S。
リッププレートだけ銀のモデルです。
http://www.global-inst.co.jp/products/flute/altus_alto.html
頭部管はストレートとU字型のものが付いているタイプです。

全然知らなかったのですが、ストレートの頭部管だけが付いているタイプと両方付いているタイプでは左手キーの配列が違うのです。
両方付いているモデルにストレートの頭部管を付けた場合、左手がかなり遠くて長時間の演奏は辛いと思えるのですが、U字型のものを付けると全体が左に寄るので持ちやすくなります。
しかしこれはバランスが悪いのです。
楽器がくるりと回ってしまいそうです。
慣れれば大丈夫かもしれませんが、大変気になります。

それに比べてストレートだけが付いているモデルでは左手の位置がかなり左にずらされているので持ちにくいと感じる事はありません。


意外だったのは音色がかなり違う事です。
U字型の頭部管を付けた方がやや甘い響きになり、普通のフルートとの響きの違いが際立ちます。
ストレートの方はすっきりとした抜けの良い響きです。
音程はストレートの方が良さそうです。

小柄な人は迷う余地はないでしょうが、そうでない人は迷うでしょう。

このモデルはリッププレートだけが銀で、その他の部分は洋白に銀メッキです。
頭部管銀のモデルや総銀のモデルはどうだろうかと気になってきました。

ぜひ買いたいというわけではないのですが、試奏するのが趣味の一つの私としては楽しい経験ではあります。


アルトフルートの響きとして頭に記憶されているのはブログ初期にご紹介しました青木美咲さんの CD の中の「アルフォンシーナと海」です。
解説には使用楽器が書かれていないので何をお使いなのかは分かりません。
フルートはブランネンとは手書きの POP にあったので分かっていましたが、気になります。
山野楽器に訊いてみましたが、ブランネンは総14kでシルバーの楽器は FMCフルートマスターズのイニシャルモデルとの事でした。なんと私と同じ楽器ではありませんか。
ゴールドは重いのでという事らしいです。
あるとの機種は山野楽器でも知らないそうです。
ううむ、知りたいです。


さてレッスンでは「おやすみ」をひとまず楽譜通りに吹いてみて、次にその楽譜を見ながら移調読みで実音(実際はオクターブ上ですが)で吹いてみました。出てくる最低音がドなので、これでも演奏はできます。
できますが、発表会などでは音が低すぎて十分響かせるのは難しいですね。
バリトンやテノールで歌う時のあの声の "張り" がないのです。なるほどぉ。

ほぼオクターブ上げられているのは多分それが理由でしょう。
長二度下げた理由は分かりません。
中間で転調してこの楽譜ではハ長調になりますが、原調のままでも特に演奏が難しいとは思えません。

とりあえず Finale で伴奏譜を作っています。
フリーの MIDI データがあったので使わせてもらいました。
このままでは細かい部分の手直しが必要です。
今週手を入れて、場合によってはそれを伴奏として使う事になるかもしれません。

サントリーの申込が次の火曜日までだそうで、店長にも先生にも「出ませんか」と言われました。
腕が良くてそう言われているのなら良いのですが、楽器店としては出演料 27千円をなるべくたくさん集めるのが大きな目的でしょう。
出るとしても土曜か日曜でないと無理ですが、多分抽選になるでしょうね。
積極的に出たいという気持ちはありませんが、良い経験になるだろうとは思います。
暗譜で吹ける曲もあって時間もちょうど良いのでもし出る事になればそれをやりましょう。


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