ベローズで超接写 [写真]
昨日からちょっと風邪気味なのでカーディガンを引っ張り出し、葛根湯を飲んでいます。
去年買ったカシミヤのカーディガン、薄手ですが手触りが良くて暖かで快適です。
葛根湯を二日飲んだおかげかだいぶ良くなりました。
頭部管の撮影をするべく接写用の道具を揃えたのですが、最初は組み立て方もよくわからず、一時途方に暮れてしまいました。
なんとか組み立てができたらレンズが狙い通りに取り付けられません。
取り付け用のアダプタを買ってやっとセットできたと思ったら、今度はピントが全然合いません。
用意した機材は次のようなものです。いずれも Nikon です。
ベローズ PB-6 、 PB-6E
リバース取り付けアダプタ BR-2a、BR-5
ダブルケーブルレリーズ AR-10
コネクタ変換アダプタ MC-25
レンズ Ai AF Nikkor 28mm F2.8D
AF Nikkor 50mm F1.8D
ボディは Fuji FinePix S5 Proです。
28mm を逆向きに取り付けると最大11倍の拡大撮影ができます。
ピンと来ない方のために説明しますと、等倍(1倍)というのはフィルム(デジタルカメラでは CCD などの撮像素子)の上に実物と同じ大きさの像が写るということです。
ファインダーで見るときやモニタ画面、プリントでは通常拡大することになりますので、相当の拡大率だということになります。
広角レンズは広い範囲を狭い面積に詰め込む訳なので、逆向きに取り付ければその逆に小さなものを拡大して見られるという理屈で、ベローズ(蛇腹)を使った撮影ではよく使われる方法です。
デジタルの場合は解像度を変えられますので、最高解像度で撮影するとものすごい拡大率になります。
で、それを狙ったのですが、20mm をやっと取り付けてファインダーを覗いたものの、被写体の代わりの指を前後させても全然ピントが合う場所が分かりません。
延長用のベローズを取り外してもだめです。
親しいカメラ店の店長に話したところ、あまりにも拡大率が大きすぎるので、50mm 位のもので感覚をつかんでからやってみた方が良いのではないかとアドバイスをもらったので、帰りに 50mm のレンズを買ってきました。このレンズは明るさを欲張っていなく収差も抑えられているので接写に適しているとのことです。
逆向きに取り付けて覗いてみて、手に持ったものを前後させてみます。
すると見えました!
驚きの大きさです。
20mm だったら更にこの 2.5倍に写る計算になります。こりゃものすごいです。
ベローズを延長して液晶画面を撮影してみたのが上の写真です。
手持ちで撮っていますのでややぶれていますが、このブログの左の方に表示されるスポンサーサイトの URL の部分(www)を撮影したものです。絞り開放、1/60 です。
頭部管の撮影には明るい場所と三脚が必要なので今度のお休みにでもやってみます。
驚きの画像はもう少しお待ちください (^^)
風邪気味だったんですね。
ご無理せずお大事にして下さいね!
お写真、初めインベーダーゲームかな?って思いました(^^;
接写ですかー♪
難しそうですがとっても楽しそうですね^^
by kichi (2008-10-31 21:15)
ありがとうございます。
もうすっかりよくなりましたが、これからますます寒くなるので油断できません。
液晶ってこんな風にできているのですね。
実際に見るとすごい技術なのだなと感心してしまいます。
by センニン (2008-10-31 21:30)