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Mateki を試奏する。 [楽器]

今日はレッスンを早めの時間にしてもらい、終了後銀座へ。
お目当てはラモサウンドです。

ダブルケース用の革製のケースカバーを探していたら行き当たりました。
知りませんでしたが、Mateki の販売店なのですね。
驚いた事にこの会社の出版部門はトリム楽譜出版なのです。

トートバッグ状の製品があったのです。
殆ど一点もので、在庫も少ないとの事。
お値段がかなり高いですし、色は実際に見ないと分からないので出向く事にしました。

実際に見ると品質はいいものの、思ったより大きいので購入は断念しました。
なにしろ底の部分にダブルケースを横に置けるのです。
旅行用などに使っている人が多いとの説明でした。
現在作ってもらっている更に大きなハードケースはさすがに横置きは無理です。
いろいろ入るのはいいのですが、楽譜やその他諸々を入れるとかなり大きくなります。
フルートもケースカバーに入れたままでも3本くらいは楽に入ります。
そうなると肩にも相当負担がかかります。
それほどの重量がかかるとすると、把手と縫い付けられている部分が耐えられるかどうか心配なのです。

お店でいろいろ見ていると、レッスンを終えたらしいおじさんが出て来たのですが、なんとそのバッグをお使いなのです。ふうむ。


で、散財しなくて済んだのですが、結局 H管用のケースカバーを一つ買ってしまいました。
革の質もいいですし、ツートンのデザインも他にないものです。
写真はまだ撮っていませんので改めてアップしますが、内側はボア使用で楽器に優しい仕様です。
ただ残念ながら表にファスナー付きの収納部があるものの、長さが足りなくて掃除棒は入れられないのです。

そこで引き上げれば良かったのですが、よせばいいのにせっかくの機会なので Mateki を二本試奏しました。
Ag943 の巻き管のモデルと Ag990 のいずれも総銀製です。
まずい事に Ag990 の方を気に入ってしまったのです。
スムーズに鳴りますし、低音の響きなど、その太さと柔らかさが実にいいのです。
マスターズの Ag997 の製品とは違った意味で銀らしい響きです。
10月には展示会が予定されているとか。
再度試奏してみたいと思います。

実は昼、レッスン後に先日気に入った J.G.Hammig を再度試奏したのです。
山野楽器のフェアで出会った AL も比較のために持って来ていただきました。
しかも二本です。
AL は良い楽器ですが、今もう一本買うならやはり木管です。
J.G.Hammig は YAMAHA とは対照的です。
木らしい響きはこちらの方が上です。
YAMAHA は菅体もスマートで、割れにくいその厚さも研究の成果だとか。
でも銀と持ち替えても違和感のないその音色と吹奏感は、見方を変えれば木らしい響きが十分に生かされていないと言う事もできます。

頭部管と胴部管の接合が緩いこと、左手親指キーにわずかにガタがあるので調整を依頼しました。
来週は代金を持っていかなければなりません。
ケースカバーも新調しましょう。
掃除用具や C-Guard も新しく買わなければ。
ボアオイルも必要です。

金属管とはつきあい方が違います。
これから乾燥する季節なので一層注意が必要です。

個性的な楽器が揃いつつあります。
特性を発揮できるシーンで最適な楽器を選んで使いたいと思います。

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