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頭部管の角度 [楽器]

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最近はまたメインで使い始めた FMCフルートマスターズのイニシャルモデルですが、先日ちょっと触れましたが以前よりコントロールがしやすいと感じるようになりました。



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このキーカップのデザインがスッキリしていて好きなんです。

YAMAHA とも微妙に違いますし、M社とはまるで違い、P社とも結構違います。


メカもしっかりしています。

先日まで使っていた YAMAHA の古いハンドメイドも悪くはないのですが、使い込んでみると違いを実感します。

 


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さて今回改めて感じたのは頭部管の角度による違いです。

ピッチの問題もあってかなり外吹きにしたり内吹きにしたりしていたのですが、多くの楽器では基本はキーの延長線上のど真ん中です。


それを確認するのに上の写真のように直線上に並んでいるかどうか組み立ての都度確認するのですが、最初からの習慣で左のように見る癖がついています。

しかし右のように見た方が確認しやすいのです。


いっぱいに絞っていますがこれ以上はピントは合わせられません。

Nikon なら TCレンズがあったのですが、FUJIFILM にはないのです。

肉眼だと手前から奥まで順に見ていくことができるので問題はないのですが、カメラではそうはいきません。



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先の方の小さな穴を見るより見やすいですね。


そしてこのように合わせても実際は僅かにずれることはあります。

久しぶりにこの楽器を手にしてこの角度を追い込んでみると、ぴったりあった時と微妙にずれた時とでは楽器の反応が違うことに気づきました。

もちろんぴっちり合わせた時が一番良いです。

スタッカートやスラーなどのアーティキュレーションにはっきりと違いが出ます。

この楽器はかなりシビアです。

ジャストに合わせればそのポテンシャルを最大限に発揮してくれます。


FMCフルートマスターズが15周年記念で作っただけあって非常に良い楽器になっています。


できるものなら25周年記念モデルも持ちたかったですね。



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