歌口はかまぼこ型?:Aihara Flute [楽器]
山野楽器でまた Flute Fair が始まりまして、最初は相原さんです。
毎週どこかのメーカーが展示会が行われますが、調整会は実施するメーカーとしないメーカーがあります。
相原さんが並べた新製品はまずこちら、頭部管です。
いつもの、新素材のリッププレートなのではなく素材はシルバーで普通です。
普通でないのは歌口の形です。
息が当たる側が平らに近く、手前側は絞ってあります。
これが大層好評だそうで、既に高野先生を始め複数のプロの演奏家にも愛用されているそうです。
こちらが普通の歌口です。
三本試奏してみましたが、三本とも音も吹奏感も異なりました。
その中にはすぐ買いたいものはなかったのですが、これからこのタイプに力を入れるそうですので、合うものに出会えるかもしれません。
今のところ作る側から売れるとのことで、山野楽器にもなるべく多く置きたいとのことでした。
こちらはピッコロですが、注目は頭部管です。
珊瑚です。
いわゆる宝石のような赤く身の詰まったものではなくて、どうもスポンジ珊瑚と呼ばれるもののようです。
重いですが全体はスポンジ状で、普通は樹脂などを含浸させて使うようです。
なかなかきれいです。
ちょうど高野先生がいらして試奏されましたが、耳を突き刺すような鋭い響きではなくて柔らかな音です。
フルートのリッププレートにも良さそうです。
いずれ本体もコレで作られるかもしれません。
まだまだ目が離せませんね。
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