東京フィルハーモニー交響楽団:午後のコンサート [演奏会]
昨日ネットのニュースで演奏会があることを知ったので急遽チケットを買いました。
場所は千葉市民会館。
オケは東京フィルハーモニー交響楽団、指揮は三ツ橋敬子さんです。
特に東フィルを聴きたかったわけではないですし、指揮者も知りません。
時間がありましたし、会場も近くて曲目もタイムリーで肩が凝らないものだったからです。
曲 目
今井光也:東京オリンピック・ファンファーレ
古関裕而:東京オリンピック・マーチ(栗山和樹編)
ハチャトゥリアン:バレエ「ガイーヌ」より “剣の舞”
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
休 憩
モリコーネ:『ニュー・シネマ・パラダイス』より “愛のテーマ”
J. ウィリアムズ:『スター・ウォーズ』より
“メイン・タイトル” “ルークとレイア” “王座の間とフィナーレ”
アンコール
外山雄三:『管弦楽のためのラプソディ』より “八木節”
フルートセクションはよくまとまっていました。
印象的だったのはハープとパーカッションでした。
特にティンパニが良かったですね。
小関さんの曲は行進曲なので吹奏楽がオリジナルですが、それをオーケストラ用に編曲しています。
編曲者がどういう方かは知らないのですが、あまり良い印象ではありませんでした。
ただ弦楽器に音を割り当てたという感じで、吹奏楽の持ち味も無くなっていますしオーケストラらしい響きも出ていませんでした。
『ニュー・シネマ・パラダイス』はタイトル曲も聴きたかったですね。
J. ウィリアムズをやるんだったら「オリンピック・ファンファーレ」を聴きたかったですね。
J. ウィリアムズという人は楽器の使い方が上手いなと思います。
『スター・ウォーズ』が始まった途端ホールいっぱいに響きが満ちます。
この曲が世に出た時、ホルストの『惑星』などとの類似が取り上げられることがありましたが、モティーフや響きが良く似ている部分があります。
J. ウィリアムズは映画『屋根の上のバイオリン弾き』では編曲賞を取っています。
東京フィルハーモニー交響楽団は1911年創立。
1999年から Bunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいるそうで、今回のような午後のコンサートの他に新国立劇場でのオペラ・バレエ演奏を行なっているそうです。
東京都文京区、千葉市、軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を行なっているとのことです。
午後のコンサートシリーズは1999年から東京オペラシティコンサートホールで「休日の午後のコンサート」が始まり、2016年に同ホールで「平日の午後のコンサート」、2019年に Bunkamuraオーチャードホールで「渋谷の午後のコンサート」が始まったとのことです。
プロって大変だなと思いました。
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