細部:Isidor Lot:木管 [楽器]
練習で使ってみました。
刻印は極めてシンプルで、頭部管、胴部管、足部管それぞれに入っています。
モノグラムはありません。
座金が途切れる構造です。
連結用のシャフトが少し斜めです。
胴輪は全てつなぎ合わせてあります。
胴部管は継ぎ足されてピッチが下げられています。
コルクが巻かれているので当たりがソフトです。
気のせいかほんの少し斜めであるようです。
トーンホールは削り出しのようです。
修理されているようです。
座金に少し装飾が入っています。
ところどころノックピンが使われています。
修理痕かもしれません。
リッププレートはないタイプです。
クラウンはどちらかといえばただのキャップです。
反射板は金属管と同じくコルクです。
これは後でつけられたものかもしれません。
かなり厚みがあります。
ポイントアームが使われています。
Eメカはありません。
パッドは普通です。
ティアドロップ型ではありません。
あまり凝った意匠ではありません。
ケースは外側はきれいですが、多分後で作られたものです。
内部は素人の手になるような加工がされています。
グリスが付属しています。
スケールは現代のものとは異なります。
外形が太いので横に置くとキーが真上を向きます。
内径は足部管の先端で19mm くらいあります。
音色はとても良いです。
第三オクターヴはとても柔らかで耳を刺すような響きはありません。
最低音付近も鳴らしやすいですが、音量はあまり出ません。
レッスンで先生にも試していただきましたが、まるで違う音がします。
今度相原さんのところに持っていく予定です。
コメント 0