デザインの好みは様々 [楽器]
先日お話を伺った桜井さんは初めてランパルに楽器を見せた時、きれいな楽器と褒められたとおっしゃっていました。
山野楽器で展示されていた楽器の写真は先日アップしましたのでそちらをご覧になってみてください。
角を落とした丸みのあるデザインが基調です。
私はどちらかといえば愛用している FMCフルートマスターズの楽器のようなデザインが好きです。
このクラウン周りのデザインなど、本当に指輪のようで、そのまま指輪としても使えそうです。
これらのレバーはエレガントな曲線を描いていてキーカップの周囲は直線的(muramatsu のようなタイプとは対照的)でスッキリとしていて好ましく感じられます。
右手小指周りはやわらく角が丸められていて操作性も良好です。
リッププレートの彫刻は桜井さんや夏木さんのような花の姿を彫刻するものとこうした唐草模様のような装飾的なデザインのものがあります。
どういう彫刻を施しても滑り止めの効果はほとんど期待できないので、この辺は各メーカーの美意識が最もよく現れる部分ではないかと思います。
以前ご紹介しました25周年の鳳凰の彫刻はあまり好みではありません。
ま、あれはオプションなので彫刻を入れないこともできますし、相談すれば他のデザインにすることもできるかもしれません。
以前はこういうハードケースの注文ができました。
好みに合います。
コンヴェンションは明後日からが本番です。
一つ一つが芸術品ですね
by tochi (2017-08-15 20:09)
ここまで来ると伝統工芸品です。使うのが勿体ない。
by 笠原嘉 (2017-08-16 17:32)
tochi さん、こんばんは。
楽器はどうしても美しさを求められます。
音が良ければどうでもいいという訳にはいかないのは、例えば車にも似ているかもしれません。
特にフルートは貴金属を使うものが多いので尚更です。
by センニン (2017-08-16 19:21)
笠原嘉 さん、こんばんは。
最近はパーツにスワロフスキーや宝石を使うものもあります。
差別化の意味もありますが、見た目の美しさも良い楽器の条件と考えられています。
by センニン (2017-08-16 19:23)