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32th 鎌ヶ谷吹奏楽団定期演奏会 [演奏会]

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フルートの Mさんが所属されている吹奏楽団の’演奏会を聴きました。



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お花見日和の良い一日でした。


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ミロのヴィーナスの複製がありました。



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白井市文化会館という立派なホールです。



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曲目は次の通りです。


第一部

 D.ショスタコーヴィチ:祝典序曲 Op.96

 M.デ・ファリャ:バレエ音楽『恋は魔術師』より 火祭りの踊り

 ロバート・W.スミス:海の男達の歌


第二部

 B. Andersson, Stig. Andersson, Björn Ulvaeus: ダンシング・クイーン

 桑田佳祐:いとしのエリー

 見岳章:川の流れのように

 渡辺岳夫、坂田晃一:世界名作アニメコレクション

            よあけのみち(フランダースの犬)

            ロックリバー(あらいぐまラスカル)

            おしえて(アルプスの少女ハイジ)

            草原のマルコ(母をたずねて三千里)


第三部

 清水大輔:LOST MOON

      Man on the Moon 〜Episode2〜

アンコール

 H.マンシーニ:ムーン・リバー

 J.P. スーザ:海を越える握手


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曲によってミラーボールが使われました。



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アポロ13号の物語を元に作曲された第三部の曲では舞台の照明を落とし、ケネディ大統領の演説の映像や打ち上げの映像や月の画像などが使われました。

曲にはナレーションも使われ、宇宙センターとアポロ13号との交信のやり取りも日本語で挿入されていました。


指揮者の 佐藤迪 さんは芸大の打楽器のご出身で、専門はティンパニだったそうです。岩城さんと似ていますね。

メンバーはプログラムによると

 フルート&ピッコロ 4

 オーボエ&イングリッシュホルン 2(うち賛助出演2)

 クラリネット(含 Es, Bass) 10(うち賛助出演5)

 サクソフォン 7

 ファゴット 1

 トランペット&コルネット 6

 ホルン 7

 トロンボーン 5

 ユーフォニアム 1(うち賛助出演

 バス 2

 コントラバス (うち賛助出演

 パーカッション 9(うち賛助出演2)

 ピアノ 1(うち賛助出演


アンコールのムーン・リバーではホルンの方が鍵盤ハーモニカでソロを吹かれました。


パートで印象に残ったのはパーカッションですね。

銅鑼やチューブラー・ベルもあり、波の音の効果音、金属の鎖などの特殊な楽器、マリンバを弦楽器の弓で擦るなどの特殊な奏法もありました。

 

フルートはピッコロ以外は埋もれがちでした。

クラリネットとサックスはまあまあでサックスではお一人は良い音でしたが、他はいわゆる吹奏楽の音の範囲を出ていないように思えました。


イングリッシュホルンの持ち替えをされたオーボエの方は安定していました。

そういえばチューニングはオーボエでなくクラリネットでされていました。


クラリネットの正規メンバーはだいぶ少ないようですね。


この人数ですと Tuba はもう一人くらいいても良いでしょう。


トランペットは良い音の方が一人いらっしゃいました。


バスクラリネット二本は他のクラリネット(向かって左前部)とは離れた配置で、右側のオーボエの後ろでファゴットと並んでいました。



全体的にはやや背伸びした選曲かなという印象でした。

第三部は初めて聴いた曲ですが、熱演でまとまっていると思われました。

この曲、結構長いのですが月の軌道に乗って再度地球に向かう辺りの描写が端折っている感じでした。


「祝典序曲」は自分も高校生の頃演奏しました。

これは指揮者の責任だと思いますが、他の曲もそうですが、ダイナミクスやパート間の音量のコントロールがもっとできていなくてはなりません。

以前取り上げましたスーザの『星条旗よ永遠なれ』の解説で青島広志さんがお書きになっていらっしゃいましたが、行進曲はたしかに全楽器が吹きっぱなしであまり変化というものがありません。


吹奏楽のオリジナル曲やオーケストラ曲のアレンジで難しいのはとかく全部の楽器を活躍させてやろうという風になりがちだという事です。

弦楽器という管楽器に比べれば音色に特徴のない楽器がないということが難しさを生んでいるのです。

ホルストのあの二曲の組曲のような名作は極めて少ないのです。


指揮者はこれを良く心得てパート間の調整をしたり音量の増減などをスコアを読み込んで原曲を研究して表現を作り上げなければなりません。


これがこれからの大きな課題だろうと思います。


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休憩時間に雨になったようで、演奏が終了した時にはお花見の人はいなくなっていました。



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ソメイヨシノの色を捉えるのは難しいですね。

花曇りだと空と区別がつかなくなってしまいます。



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木の肌をバックにしてみたら淡いピンクが捉えられました。



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今年はまあまあのものが撮れたので次は桜吹雪を撮ってみたいですね。




 

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マキチャン

センニンさんの心の様な
透明で雅な景色ですね・・・

こうして改めてこの季節を眺めると
本当に日本に居られる幸せを感じます(*´ェ`*)

又素敵な桜吹雪のお写真を
楽しみにしておりますね♪
by マキチャン (2014-04-06 23:03) 

沈丁花

素敵なサクラ〜〜〜幸せを感じますm(__)m アリガトォ
by 沈丁花 (2014-04-07 05:12) 

センニン

マキチャン さん、こんばんは。
素敵な日でした。
使った 35mm のレンズがとても良いレンズで、空気まで表現してくれるようなのです。

空もおあつらえ向きの状態で、幸福を感じるひとときでした。
by センニン (2014-04-07 21:57) 

センニン

沈丁花 さん、こんばんは。
どう撮ったら良いのか桜を目の前にするといつも迷ってしまいます。
花びらが舞う姿はなかなか撮れないので、張り付いた花びらで表現してみました。
淡いピンクが撮れたのも良かったです。
雄大な景色も撮ってみたいと思っています。
by センニン (2014-04-07 22:03) 

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