オカリナにも違い [楽器]
オカリナの代表的なメーカーはアケタとナイトですが、演奏家の大沢さんのブランドをはじめとして個性的なメーカーがいろいろあるようです。
"THE FLUTE" のアルソ出版から専門誌も出版されていて、最初の号を買って以来久しぶりに買ったのが7号。
年二回の発行のようですから創刊から3年半経つのでしょう。
カラオケ CD も付いていますが、オカリナ雑誌らしいと思えるのは自然音が収録されている事です。
こちらのオカリナ専門ショップを見るとかなりの数のメーカーがある事が分かります。
http://ocarinahouse.sakura.ne.jp/
千葉県にも
サウザンリーブス
ひぐらし
というメーカーがあるようです。
一番高いのは多分
■ティアーモ“ファエンツァ” 6F
■桐箱ケース定価¥210,000
でしょう。
ビックリの価格ですね。
どんな音がするのでしょうか。
このほか雑誌を見ていて気になったのは
株式会社長峰製作所(http://www.nagamine-manu.co.jp/hp/ocarina/index.html)
容積計算を正確に行って A=442Hz を実現しているとか。
もともとの楽器メーカーではないようですので、従来の発想にとらわれないのが強みかもしれません。
山野楽器にはあるようですから、今度行ったら試してみましょう。
ナイトの新しいモデルは内部を滑らかに仕上げて弱い息でもきれいに発音できて音程も下がりにくいそうです。
背面の歌口の塗装を極薄に仕上げているとか。
山野楽器に訊いてみると、最近の傾向は弱い息でもきれいに発音できるものが多くなっているようです。
また、同時に息が強い奏者向けにそれ用のモデルも新しく出ているとか。
息が弱いというのは初めて手にするような、息のコントロールが全然できない人などの事でしょうね。
息が強いというのはフルートを吹く人などの事のようです。
アケタでこうしたモデル二つが新しく出ているようです。
音程は大事ですが、一番大事なのは音色だろうと私は思います。
楽器というのは音に魅力がなくてはなりません。
特殊な楽器というものもありまして、ダブルやトリプルと言われるもので、Osawa のものが良く知られているようです。
ダブルは吹き口が二つ、トリプルは三つあり、それを切り替えて使います。
左手は同じ孔を押さえ、ダブルやトリプルは右手を切り替えて使います。
持っていないので分かりませんが、C管のままでダブルで二オクターブ、トリプルで更にその上の Gまで出せるようです。
ただ、下は C管と同じでAまでですね。
試してみたいですね。
さて明日はレッスン、明後日は本番です。
今回もゆっくりできる時間はなさそうです。
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