そろそろ「タイス」 [レッスン]
練習の基本のメニューは
タファネル&ゴーベール
教則本
曲
で、曲は発表会などで取り組む曲の他に曲集などから任意に選んでやってみたりします。
発表会などのように期日が決まってからですと詰め切れない事があるからです。
この 「"タイス" の瞑想曲」もそのひとつですが、元々はヴァイオリンの曲でヴァイオリンで取り上げられる事が多いですが、フルートでも好んで演奏されます。
ヴァイオリンのように歌う事が難しいですが、音域の面でも最低音に近い C# から上は第三オクターブの A まであるのでどちらもきれいに響かせられないと聴いてもらえる演奏にはなりません。
問題はここですね。
第一オクターブでフォルテが出しにくいですが、この編曲ではスフォルツァンドです。
これ、ヴァイオリンなら D線で、それほどやりにくくはありません。
しかしフルートではこれはきついですね。
模範演奏を聴いても、楽譜を知らなければここがスフォルツァンドだとはわかるような演奏ではありません。
まあ、 フォルテ=大きな音 ではありませんが、これはなかなか難所です。
そういうわけで今まで折に触れて練習してきた曲ですが、ここが問題でした。
しかし昨日いろいろ再検討する中で何とかなりそうな感触を得ました。
次回取り上げる曲はほぼ決まっていますが、その次の曲の候補として取り組んでみようと思います。
...ヴァイオリンの先生からヴァイオリンでやってみなさいと言われると困りますが...。
コメント 0