カメラぶれ防止にストラップ [写真]
昨日のホテルの部屋のような暗い場所ではぶれないように気をつけながら撮影しますが、カメラぶれは抑えられても被写体ぶれがあるのでなかなか良いショットが撮れません。
上のショットには次のようなデータが記録されています。
f=37.6mm(148mm 相当)、F5.6、1/10s、露出補正 -0.33、ISO3200
ぶれないシャッタースピードの目安は原則として 1/焦点距離 以上です。
上のショットですと 1/150s が目安になりますが、ここでは 1/10s で主要な被写体は止まっています。
絞りをどのくらいにするかはこのようなシーンでは背景のボケ味とブレの限界との兼ね合いで決まります。
ここでは X-S1 の手ぶれ補正を ON にしていますが、それにしても目安の 1/15 のスローシャッターが切れていることになります。
三脚やせめて一脚を使えば良いのですが、機動性が犠牲になります。
カメラを構えるときの基本は両脇を締めることとカメラをしっかりホールドすることです。
また、シャッターボタンは指の先で押さずに指の腹で押すようにします。
ファインダーを覗いて撮る場合は額と両手の両頬などでしっかり構えればかなり安定します。
しかし私は液晶モニタで露出補正などを確認しながら撮りますのでそれができません。
そこでストラップを首に掛け、腕をいっぱいに伸ばして突っ張った状態にします。
するとふらふらすることなく、安定します。
腕を目一杯高く上げて俯瞰するときでも大丈夫です。
そういうわけでハンドストラップでなくてネックストラップを使っていますが、持ち歩く時、この純正のストラップは滑りやすくてちょっと困ることがあります。
これは X-S1 のものですが、X-Pro1 でもほぼ同じようなものです。
フィルムカメラを使っている時、ファインダーを覗くのは私は左目です。
大部分の人は右目で覗くと思いますが、ファインダーはカメラの中心より左にありますので、この方がカメラを顔の中心近くでホールドできることになります。
カメラを持った両手の親指が両方とも頬骨のあたりに来るので、右目で覗くよりしっかり固定できます。
利き目というものがあるので左では見づらいという方もいらっしゃると思いますが、慣れの問題もあるので無理にお勧めしようとは思いませんが、鼻の高い人は鼻が邪魔になるかもしれませんね。
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