「オークラウロ」はフルート化した尺八

以前フルートの頭部管の代わりにリコーダーを取り付けた楽器の事に触れましたが、そこでシャクルートの事にも触れています。
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2010-07-20
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2010-07-22

斬新な発想だと思っていたのですが、今日の日経新聞の文化欄を見て驚きました。
1935年、ホテルオークラの創業者大倉喜七郎さん（1882〜1963年）が発案してルーダルカルテに開発を依頼した「オークラウロ」という楽器が発表されたそうですが、その楽器こそが尺八のような吹込み口を持つ楽器なのです。
写真などがこちらのページにありました。
http://www.ne.jp/asahi/yasuyuki/koseki/coffee_1_yyyymmdd/coffee_1_20010206.htm
こちらにはイラストと説明があります。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8422/Sono_mlg25_Ohkurauro.html
このページを見ていて更に驚いたのは足部管に当たる部分の先がクラリネットのように朝顔状になっている事です。
これは驚きですね。

今月 26日には大倉集古館で二回目の演奏会があるようです。
http://www.shukokan.org/exhibition/

CD も出ていて、この楽器のための作品も収められているそうです。
http://shukokan.org/collection/index.html

都合がつけば行ってみたいと思います。



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