デュエットも良いかも [レッスン]
立花千春さんと前田綾子さんのデュエット曲集が発売('10.12.30 ALSO出版)になっています。
今までのものは何か物足りないものがあってぱらぱらとめくるだけで滅多に買う事はなかったのですが、お二人の模範演奏の CD もついているので買ってみました。
FLUTE DUET 華やかなステージを彩る 魅惑のフルートデュエット 立花千春X前田綾子 CD付
- 作者:
- 出版社/メーカー: アルソ出版
- 発売日: 2010/12/22
- メディア: 楽譜
『カルメン』の「間奏曲」やフォーレの「パヴァーヌ」は曲集によく収録されていますが、どちらもデュエットに編曲されています。
編曲者の名前は印刷されていないのですが、真島さんの「紅」が収録されているので真島さんかもしれません。
「紅」は以前お二人のコンサートで聴きました。
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2007-12-24
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2007-12-25
前田さんもご自分のブログでこの曲集を紹介されています。
http://yaplog.jp/ayako_ciao/archive/2760
模範演奏を聴いてみました。
楽器は
立花さんが YFL-994CMV 18K GOLD
前田さんが YFL-884BJ
アルトフルートはお二人とも YFL-A421
前田さんのピッコロは YPC-91
とあります。
立花さんはゴールドのメルヴェイユ、前田さんはずっとお使いの Bijou ですね。
音色の違いが際立っています。
録音は良いです。
場所は Studio Up Field とあります。
今日のレッスンでフォーレをやってみました。
今までのアレンジとは全然違う、良いアレンジです。
どちらが主役でもなく、ある時は 1st が主旋律で 2nd がハーモニー、次のフレーズではそれが入れ替わり、寄り添ってハーモニーを奏で、その様子はまるで二重らせんのようで、二本が一体となって音楽を紡いでいきます。音程が揃えば美しくキラキラ光るものがステージに満ちてやがて天に昇って行くようです。
「パヴァーヌ」の旋律はもともとフルートで始まり、木管が加わります。
この編曲はそれを忠実になぞっているようです。
ピアノ伴奏は弦のピチカートをそのまま担当するのではなく、新鮮な響きが与えられています。
今までの発表会ではヴァイオリン、アルトサックスに共演をお願いしました。
フルート二本での出演はありませんでした。
今度はこういうのも良いかなあと考えています。
2nd の第二オクターブの F-F# の二小節のトリルが難しい以外は何とかなりそうです(1st は C#-D)で問題なし)。
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