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ヘンリック・ヴィーゼ氏のインタヴューを読む [楽器]

午前中は歯医者さんの予約がありましたので治療に行きましたが、歩いている途中で見つけたのがこの鉢植えです。
美容室の前ですが、シクラメンが首飾りのようで可愛かったのでつい撮ってしまいました。


午後はレッスン。
いよいよピアノとの合わせです。
長めの曲なので、テンポを確認しながら今日のところは半分までで時間切れとなりました。
来月中旬の本番までは通常のレッスンはひとまず中断で、合わせに専念することになりそうです。

店頭で『THE FLUTE』の最新号を見つけたので、購入。表紙が工藤氏です。
いつもは内容をざっと確認してから買うのですが、今回は即購入です。

内容については詳しくは書けませんが、注目したのは P.30 からのヘンリック・ヴィーゼ氏のインタヴューです。
全然知りませんでしたが、FMCフルートマスターズの楽器をお使いなのだそうです。
そこで氏がおっしゃっている言葉がまさに我が意を得たりで、求める音色の傾向について「ナチュラルさ」を挙げられ、その点で「マスターズは最高」とおっしゃっているのです。
インタビュアーがメーカーの社長であることを差し引いても正直な評価として考えてよいと思います。

話は逸れますが、iPod の広告に U2 が出演したのは彼等が使っていて推薦できるからなのです。
日本の CM と違って、使ってもいないもの、薦められないものについてギャラをもらったからと言って宣伝に一役買うということはないのです。
パチンコの宣伝に某有名俳優が出演するなど、本国では考えられないことなのです。

同じ楽器でも使う人によって違う個性を発揮することや、最近の高価な金属を有難がる傾向についても触れられています。
工藤氏が最近のインタヴューに答えてフルートの本来の音はシルバーのもの、とおっしゃっていることにも通じます。

最近しばらく前の試奏リポートに関連して同社の楽器の選択について質問のコメントをいただきました。音色に関してはそのコメントの一つ前の記事(http://blog.so-net.ne.jp/music_1000/2007-07-23)に書きましたので重複は避けましたが、そこでは「この楽器はミネラルウォーターのような音にいかに演奏者が色を付けるかが問われる楽器と言えそうです。」と書きました。我が意を得たりと書いたはこのことです。

また吹いてみたくなってしまいました。


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