今回充電器は怠りなく用意したのですが、思い返すと前回の入院の時も充電器は使っていました。

用意してあったわけではないのですが、たまたま車の中にアダプターとケーブルを積んでいたのです。

多分最初車の中で AC コンセントを使おうとしてその後シガーライターから電源を取ることにしたので置きっ放しにしていたのでしょう。

前回の入院は二週間ほどだったので充電器がなければ何もできないところでした。


前回は隣のベッドの下に使われていないテーブルタップがあったのでそれが使えて便利だったのですが、今回もあるものと思っていたらどこにもなく、止むを得ずベッドの上部のコンセントの一つ(電動ベッド用)を使っています。

使っても良いとのことです。


この隣には赤いコンセントがあって医療機器専用になっています。


オーディオに詳しい方はご存知だと思いますが、医療機関などで使われるコンセントは外見は色以外家庭用と違いはないのですが、食いつきが強く、電流のロスが少ない仕様になっています。

ホスピタルグレードと言うそうですが、音質面でメリットがあるのでオーディオ用の高級コンセントに使われたり自作で作ったりする場合に使われたりします。

私もオヤイデのキットを作りました。





X70 は iPhone の画質に我慢できずに入院中に Amazon から取り寄せたので充電器も揃っています。





さて左目に人工レンズが入りましたが、翌日は今までと見え方はあまり変わらなかったのですが、今日になってだんだんはっきり見えるようになり、まだ字を読むのは無理であるものの 1m くらい離れた位置にいる人が掲げる指の数などは判別できます。

もうちょっと良くなるはずです。

先生によればレンズはズレもなくきちんと入っているとの事です。


ところで正常な人でも片目を手で覆ってから手を外すと左右の像がずれていることがあります。

NHK の「ガッテン!」で取り上げていたのですが、眼精疲労を取り上げたその回では人の目の構造から説明していました。

目の位置で水平に切ると視神経は並行でなく逆ハの字になっているのだそうです。

これは異常ではなく半分以上の人は程度の差こそあれそのようになっているのだそうです。

なんでも人はもともと魚のような体の両脇に目がついていた生物だったそうで、それからだんだん目は体の正面に移動したのですが視神経はまだこのようになっているのだそうで、これは人によって差があってほとんど並行になっている人もいるそうです。



 


 

自分がどちらなのか気になる人は目の前に指やペンを立ててみてグッと寄り目をしてみるとわかるそうですが、黒目が鼻の付け根まで寄れる人は視神経が並行に近く、そこまで寄れない人はまだ逆ハの字気味なのだそうです。


で、逆ハの字の人は常に寄り目をしていることになるので目が疲れるのだそうです。

眼精疲労の程度は寄り目の度合いによるとか。


そう言うわけで左目がピントを合わせることができなかった私は左目が少し外を向いていました。

脳内で画像を合成することが出来ないので目を動かす筋肉が働かなくなるのですね。


今回少しピントが合うようになってきたので、一つのものを見つめる時眼球がグッと寄るのが感じられます。

まだ不完全ですが、立体視ができるのが久しぶりで新鮮です。