椅子があるとつい座ってみたくなる方もいらっしゃるでしょう。




しかしものによってはこんな表示がある場合があります。

こう書かれていれば良識ある大人なら座らないでしょう。

もちろん、これを購入しようかとお考えの方が座り心地を確かめるために座るのは良いでしょうが、お店のスタッフに断ってからというのが礼儀でしょう。




で、こちらは 千葉そごう 9F の BOOKS & CAFE の順番待ちのスペースです。




こんな張り紙があります。

順番待ちでない人が座っていると、その次に座っている人がいつまでたっても順番が回って来なくてお店に苦情が寄せられる事が考えられます。





上の写真で座っている男性、待っているのかどうか分かりませんね。


待っているならこの状況では一番端に座るのが普通でしょう。





こちらは楽器店の商品であるアップライトピアノです。


電子ピアノにはこのような表示はありませんが、アコースティックピアノには置かれている事が多いです。

ピアノには個体差がありますから、同じモデルでも個体によって弾き心地に違いがあります。

異なるモデル、異なるメーカーであれば当然違います。


お店に並べられているピアノのうちいくつか候補を絞り込んで、最終的に弾いてみて決めたいという場合、お店の方に断れば弾かせてもらう事ができます。


ところがどういう人か分かりませんがそういう選定をしているわけでもないのにずっと座って弾いているのを見掛ける事があります。

お店の方が何も言わないのであれば他人がとやかく言う筋合いではないのですが、どうもそうではないらしい場面を何度か見掛けました。


断らないで弾いているとすれば非常識ですが、断ったとしても程度というものがあるだろうとは思います。



まあ、ピアノに限らず楽器というものは使ってみなければ分かりません。

ある程度使ってみて分かるということもあります。


フルートの場合などで言えば、試奏会などでもし気に入った楽器があったらその個体を買ったほうが良いです。

特別な仕様が必要ならオーダーするほかありませんが、できあがってくる楽器が試奏したのと同じように気に入るかどうかは手にしてみなければ分からないのです。


それはまあ別の問題ですが、とにかく購入を検討しているわけでもないのに長々と使うというのは将来その楽器のオーナーになる人にとっても迷惑であるに違いありません。




 


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