古墳二つを見学したのですがとても詳細を記憶する事はできないので資料を求めました。
資料らしい資料はこれだけですが、よくまとまっていて発見当初の写真なども見ることができます。
窓口でチケットなどと一緒に扱っていますが、担当の方に展示内容などについて質問すると的確に回答してくれます。
北側。玄武。
東側。青龍。
西側。白虎。
南側の朱雀は盗掘で穴が開けられたために残っていません。
キトラ古墳では資料らしい資料はありませんでした。
公開時の資料をあっただけ。
ちょっと意外。
でも学芸員(?)の方は親切で質問すると上の詳しい方に聞いて回答してくれました。
南の朱雀。
アクリルの模型を撮影したものを反転しています。
キトラ古墳でも盗掘されていますが、穴が開けられたのが隅の方で小さめであったので壁画は無事でした。
青龍。
絞らなかったので下半分がボケています。
玄武。
白虎。
高松塚のものとは向きが反対です。
玄武というのは不思議な姿ですが、Wikipedia によれば
古代中国において、亀は「長寿と不死」の象徴、蛇は「生殖と繁殖」の象徴で、後漢末の魏伯陽は「周易参同契」で、玄武の亀と蛇の合わさった姿を、「玄武は亀蛇、共に寄り添い、もって牡牝となし、後につがいとなる」と、陰陽が合わさる様子に例えている
とのことです。
以前も触れたような気がしますが、
冬=北=黒(玄)
春=東=青
夏=南=赤(朱)
秋=西=白
で、
玄冬、玄鳥(藤沢周平の小説)、玄武岩
青春、青龍刀
朱夏(宮尾登美子の小説)、朱雀大路、
白秋(北原白秋)、白虎隊
などが比較的目に触れる用例です。
前回はホテルでは何も買わなかったので少し記念品を買いました。
お菓子などもホテルオリジナルの物が置かれていて、駅などでは買うことができないものであるようです。
トートバッグ(保冷バッグもあり)は案外安いのですが、ブックカバーを買おうと思ったら結構高く、断念しました。
二日目の朝は雨が時折降ったのでホテルのビニール傘を借りましたが、帰りが心配だったので折り畳み傘を。
これも超撥水などの機能はないようで高くはないのですが、風で裏返っても戻るらしいです。
ちょうどいつもバッグに入れている傘の調子が悪くなっていたので。