うまくいかないときは振り返って見つめてみると道が見つかる場合があります。








お腹の支えとか楽器と顔の角度とか体と楽器の角度とか。


 


最近おろそかになっていたことに気づいたのは体と楽器の角度です。


基本は45度。


まず譜面台に向かって左足を前に両肩を結ぶ線が譜面台と45度の角度になるように立ちます。


 


そして楽器を譜面台と平行になるように構えます。









必ずしも水平に構えなくとも良いわけで、顔の縦の線が楽器と直角に交わっていれば良いので、大抵の人は首が右に傾きます。





体と楽器の角度は右手を結構つっぱらなければならないのですが次第に右手が引っ込んでしまいます。


これに先日気づいたので改めて意識してやってみるとかなり響きが改善されたのです。


この角度が狭くなると息が歌口に当たる位置が本来の位置とずれてしまいます。


今回あるべき位置に直してみるとその効果は顕著で先生もすぐ気づいたほどでした。





もう忘れないようにしなければ。


 





 


さて先日は象牙のリップと頭部管の歌口を近づいて観察してみましたが、普段使っている FMCフルートマスタズの楽器の歌口はまじまじと見たことがありませんでしたので同じようにクローズアップで撮ってみました。



 

 


 


今まであまり意識していませんでしたが、割とカットされていますね。



 

 


 


この歌口の右側の真ん中に息が当たるわけです。


 


ずれるとやっぱりまずいだろうなあとは思います。


 



 


 


等倍マクロで撮るリッププレート彫刻です。


等倍で撮れると楽です。