新機種が発表されたので見に行ってきました。


 


最小・最軽量の機種で、どちらかといえば入門機です。


 


 






Eシリーズに比べてひとまわり小さいです。








ファインダーはありません。








プラスチック多用で、剛性はそれほど高くはないという印象です。


円形に配置されたボタンの感触もちょっと頼りないです。










同時に 15-45mm のレンズも発表されました。


マウントはプラスチックです。


ズームは電動なので速写性には劣ります。


ボタンの配置など操作性も Pro シリーズや Tシリーズとは異なります。









 


ひとつ良いと思ったのは、マルチフォーカスと呼ばれる15ショットの画像を自動で合成してピントの合う範囲を拡げるという技術です。


 


 


シャッターを切ると15枚連写されます。


 


その都度フォーカスエリアが表示されるのが見えます。


写し終わるまでに数秒かかります。


 


撮影後に合成操作を行いますが、ピント範囲を選ぶことができます。


 


処理には10秒以上かかるように思えました。


 


上が撮影後処理前の画像で、下がピントの合った部分を全部選択して合成した画像です。


小物を撮るときなど役に立ちそうです。


 


ただ、一度合成してしまうと元のデータは残らないようで、再度別の画像を得ることはできないそうです。






この合成されたショットではケーブルなど余計なものまで鮮明さが増していますので意図通りのショットを得るには慣れが必要であるようです。


 


 


お値段は先に発売されるレンズキット(このレンズ)が 7万円代前半とのことでした。