よく使うレンズは決まってしまって、使用頻度が少ないレンズはせっかくの性能を発揮する場がないのでたまには使ってみようと思い、しばらくぶりの場所に行ってみました。








まずは比較的出番のある広角ズーム、XF10-24mm で。


場所は東金市の高台にある山王台公園です。


以前も取り上げたことがありますが、そのときはまだコンパクト機を使っていたと思います。





24mm 側で、F14です。


 







右上に神社があります。




22mm 程度で、F7.1 です。








神社は階段の上です。


10mm、F18 です。




これだと遠近感が強調され過ぎて、神社が肉眼での感じよりかなり遠くになってしまいます。


 


歪曲収差が感じられないのは立派です。


 


 



 


24mm、F18 です。


 


もうちょっとアンダーの方が良かったですね。








西方向を望みます。


10mm、F18。








24mm、F18。


肉眼での感じに近いです。


コンパクトカメラで撮った時と比べると、細部の描写がまるで違います。


 


画素数ももちろん違うのですが、画質の違いをまざまざと見せつけられる思いです。








南方向、市内を望みます。


遠くに見えるのは海のはずです。











 


XF56mm  F1.2。


ポートレートに特化したようなレンズです。


FUJIFILM では APDフィルターを内蔵したタイプも併売していますが、ボケはさらにきれいです。


 


XF35mm F1.4 は名玉と言って良いレンズですので人物もきれいに表現できますが、背景の描写は中望遠の方が被写体が浮き上がります。


 


85mm 相当で 開放1.2 ですから、深度は非常に浅く、ボケはきれいです。


非常に素直な描写で肌色もきれいなはずですが、活用する場がほとんどないのが残念です。


 


ここは背景のボケ具合を見て F2.8で。








ここは F16 で。








F1.2 で。


刻まれた文字にピントを合わせます。


 


文字が浮き上がります。


 


開放でのこの質感の描写は見事です。








XF100-400mm を使い始めるまではよく使った 55-200mm です。




望遠端で解放 F4.8 です。


 







74mm あたりで F14 です。








200mm、開放です。


 


100-400mm は昨年の2月、奈良行きの直前に発売されたので奈良がテストの場になりました。


 


こちらは 100-400mm に比べると柔らかな描写です。


100-400mm がピントの合った部分の非常にかっちりとした描写とそれ以外の部分のきれいなボケの描写がすごいのに比べるとややおとなしい印象ですが、全体がコンパクトで軽く、表現意図によってはこちらの方が好ましい場合があります。


 


室内では使いやすいですね。


 


100-400mm と 50-140mm には 1.4x と 2x の TC がありますが、これには使えません。


でも、庭で撮っているようなバックのボケ具合はやっぱり 400mm だなあと思います。


 


 


全部あれば良いのにとバチが当たりそうなことを考えています。