初めて加曽利貝塚を訪れてその日に雉子に出会えたのは三年前の7月でした。
鳴き声が聞こえるのは早朝が多いようでしたので、初めて早朝に行ってみました。
早朝は静かで散歩する人の姿が少し見えるだけです。
旧大須賀家住宅。
まだ戸が閉まっています。
先週より草が伸びています。
一週間もすれば草もだいぶ丈が伸びます。
雉子の姿が見えたのは初めて姿を見た場所の近くです。
今までの経験から、出現する場所は大体見当がついています。
これは首をすくめたあまり見ない姿です。
二枚前のショットもそうですが、草に隠れるつもりのようで、まさに「頭隠して尻隠さず」の言葉通りです。
首を伸ばして辺りを窺います。
どのくらいの距離まで寄れるか、これも経験でわかっています。
動きは素早いので感度は高めにします。
AF を "ゾーン" に設定すれば楽なのでしょうが、ワンショットで粘ります。
正面から撮れることは多くはありません。
全身を撮るときは少し引いて。
だんだん明るくなってきます。
母衣打ちと雄叫びの姿を撮りたかったのですが、今回はかないませんでした。
飛ぶ姿は見られましたが、ワンショットでは厳しいですね。
今後も継続して通いましょう。