いつもと違うと感じたのは先月16日の日曜日、12時20分頃のことでした。


 


この写真を撮っている時、液晶モニタの左側が見づらいのに気付きました。


メガネが曇ったのかと思い外してみると汚れも曇りもありません。


右目を手で隠して左目だけで見てみると、なんと霧がかかったようになっています。


これは白内障かもと思い、翌月曜日に勤務先近くの眼科に行ってみようと思いました。








しかしここでしばらく過ごしますが店内は冷房が効いているはずなのに暑さを感じるのです。


それに加えて呼吸が浅くなっています。


なんとなく気分の悪さも感じます。








これは普通の状態ではないのでこのあと予定していた練習をキャンセルしました。


楽譜は左側に位置するので左が見づらいと具合が悪いのです。


なんとなく気分もすぐれませんし。


 


そのまま良くなる気配もなく夕方を迎えますが、食欲があまりないものの軽いもので済ませようとファーストフード店に入ります。


なんとか食べたものの、暑さと呼吸の浅さは無くなりません。


左のも霧が深くなったようです。


気分も良くならないどころかだんだん悪くなるようだったので診察券を持っていた近くの病院の救急外来を訪れます。


 


血圧を測って待ちますが、吐き気が嵩じてきてトイレに入ります。


診察を受けてたときは目のことは伝えず、暑さと呼吸の浅さと吐き気のことを伝えますと熱中症との診断で、帰っても良いとのことでしたが、休ませて欲しいと言いますと、点滴をしましょうとなって、3時間くらい横になっていました。


 


帰りに胃腸薬が処方されました。


 


 







帰宅したのは夜も更けてからでしたが、胃が空になってしまっていたのでせめて飲み物をと思い飲み始めますが、ムカムカしてまたトイレに行く羽目になります。


 


そうして翌朝を迎えますが、洗面台で鏡を見ると左目が真っ赤です。


病院に眼科があることを帰る時に見て知りましたが、出勤して午後眼科に行くというような悠長なことを言っていられないので仕事は休むことにして朝から同じ病院に行きます。


 


診察の結果眼圧がかなり高く角膜も水晶体の状態も良くないとのことで緊急に眼圧を下げる処置が開始されます。


緑内障の発作との診断です。


 


とにかく眼圧を下なければと体の水分を排出する点滴を目一杯の速度で行います。


点滴一回(300)では改善が見られず続けてもう一度点滴(200)が行われます。


その後点眼を五分おきくらいにしてその都度眼圧を測ります。


そしてレーザーで房水(目の中の毛様体で作られる水)の出口を確保する手術が行われます。


相当何度もレーザーの照射を受けましたが、はかばかしくありません。


 


それでも夕方までには高めではありますが一時に比べれば眼圧が下がってきたので点眼薬をもらい、帰宅します。


先生は今回手術を受けた病院宛に紹介状を書くからとおっしゃったのですが、翌日も処置していただくようお願いしました。


本来火曜は眼科は休診だったのですが、先生はいくつか連絡を取ったうえ、診てくださることになりました。


 


翌日朝一番で診察を受けましたが、改善が見られないとのことで、先方が受けてくれるということを確認したうえで紹介状を書いてくださいました。


 








そのまま佐倉の病院を訪ね診察を受けた結果、翌日手術、そのまま入院ということになりました。


病室は個室しか空いていないとのことでしたが、空き次第大部屋に移れるようお願いします。


部屋に落ち着くと点滴が開始されます。


 


翌日午後四時から手術と決まり、その前に部屋も移れました。


 


四時に手術室に入りますが、手続きの問題で15分くらい開始が遅れます。


執刀の先生は二人。


記録も取られているようでした。



 



 


終わって「もう9時ですよ」と告げられました。

眼底からの出血が収まらないのでその処置で時間がかかったとのことでした。


局所麻酔なので音は会話は聞こえ、目の中で手術器具や血液や組織のかけららしきものが動く様子なども見えます。


当初長くて2時間と説明されていた時間が、途中から時間の感覚がなくわからなくなってしまいました。



腰のあたりも痛くなってきますので少し体を動かすと「動かないで」と言われます。



その後は今月4日まで点眼と診察の日々です。


次の手術まで、点眼の日々は続きます。






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