真珠博物館で展示を見始めてすぐ、海女さんの実演があるという放送が流れました。
エントランスで金色の真珠がお出迎えです。
アコヤガイです。
内側に美しい光沢を持つ貝だけが真珠を生み出すことができます。
きれいな球で大きなものができる確率は天文学的に低いらしいです。
養殖真珠は生み出された当時はまやかしであるとか邪道であると言われたそうですが、科学的に違いがないと証明されて以来養殖真珠が当たり前となりました。
天然のものは砂粒などが偶然入り込んで生み出されるのに対し、養殖のものは核と外套膜を切ったものを入れるという違いがありますが、違うのはその点だけで、母貝が真珠層を分泌して作るという生成過程には違いはありません。
ムラサキチョウガイという貝です。
アコヤガイより小さく、石垣島などに生息します。
こちらはクロチョウガイ。
これも石垣島のものです。
実演が始まります。
海女さんはお二人です。
ゴーグルを濡らすなどの準備をしてから潜ります。
素潜りなのであまり長い時間、深い場所へは潜れません。
これは見せるためのものなので白い着物を着ていますが、職業として成り立っていた頃は上には何も纏っていなかったようです。
作業には邪魔なのでしょう。
展示に戻ります。
白蝶貝です。
西表島産です。
黒蝶貝でできた真珠のサンプルです。
白蝶貝からボタンが作られることの説明です。
マベガイからできた真珠はマベパールと呼ばれ、たいてい半球です。
アワビからも真珠が採れることがあります。
イケチョウガイからもできます。
外見からは想像できませんね。
ヒレイケチョウガイというのもあります。
続きは明日アップします。