今日の読売新聞の夕刊にストラディヴァリに関する記事が載っていました。

 

 


記事によりますと台湾大学などのチームの研究によれば銅、亜鉛、アルミなどの化学物質が含まれているとのことで、当時の木材業者が防虫や防腐を目的として下処理したものではないかとのことです。

アルミがあったのだろうか?とも思うのですが、あったともなかったとも私にはなんとも言えません。

修理の際に削った木片などを研究したとのことで、水分も現代の楽器に比べると 3/4 ほどであるとのことで、それはそうかもしれないと思えます。

音色の違いはニスによるものであるとか、特別なニスではないとか色々言われているのですが、まだ決定的なことはわかっていません。

 

興味深い成果ではありますね。



 



こちらは以前掲載した画像ですが、楽器店の弦楽器フェア(2013)に展示されたストラディヴァリのコピーです。

グレフュールという美しい装飾楽器のレプリカです。

 

なお、この唐草模様は象嵌などではなく黒い塗料で描かれたものです。

 

 

 

こちらは眠っている私の楽器です。

 

 

 

T.A. Barbe。

ヴィヨームの工房の製作家です。

1867年、パリ万博でメダルを獲っています。

 

1885年作。

”メシア” のコピーです。


 

 

 


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