筋金入りのファンというわけではないので知らなかったのですが、2013年にオリジナルマスターからリマスターした CD が発売されていたことを最近知りました。

ファンクラブが主体になったようですが、ネットで投票を行い上位50曲を選んでいるそうです。

 

 

 

一位は「恋はみずいろ」ですが、この CD が嬉しいのは何度か吹き込まれたアレンジと録音の中からオリジナル録音が使われていることです。

ブックレットによれば曲によっては別のバージョンが使われているようですが。

 

入っていて欲しかった曲がもれているなあと残念に思うところもりますし、聴いたことのない曲が入っていたりします。

 

"思いもよらず" と書かれているのが「再会」で、これは私も好きなので嬉しいです。

 

リリースされたのはこのパッケージのようにコンサートの DVD が付いたものと CD 4枚で100曲を収録した限定生産のものです。

 

 


 


ポール・モーリアのすべて~日本が愛したベスト50曲

  • アーティスト: ポール・モーリア
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2013/06/05
  • メディア: CD


ポール・モーリアのすべて~70周年記念コレクション(DVD付)

  • アーティスト: ポール・モーリア
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2013/06/19
  • メディア: CD

限定生産の方は新品も出品されていますが、べらぼうに高いうえ追加された二枚にはレア音源が多く、コアなファンでない人には無理して買うほどのものではないかなと思います。

 

DVD は大阪でのラストコンサートの模様を収録してあるそうで、そのうち視てみたいと思っています。

「カーニバルの朝」(黒いオルフェ)をネットで視て気に入っているのですが、それは入っていないようなのが残念です。

 

 

ところで本題はこのことでなくて、オンド・マルトノです。

多くの人がなんじゃそれはとお思いかもしれませんが、テルミンならご存知でしょうか?

テルミンと同様な電子楽器ですが、クラシックの曲ではメシアンの「トゥーランガリラ交響曲」が有名です。


 




メシアン:トゥランガリーラ交響曲

  • アーティスト: ティボーデ(ジャン=イヴ),メシアン,シャイー(リッカルド),原田節,ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/08/27
  • メディア: CD

 

(Wikipedia より)

 

オネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」でも使われているらしいですが、聴いたことはありません。

 

 


 

湖を渡る風 ~オンド・マルトノの幻想的世界 / 原田節

  • アーティスト: 原田節,原田節,斎藤毅,ミヨー,中川俊郎,ミカエル,篠原敬介,酒井敏彦,大沢浄,大久保淑人,川村洋人,長谷川朋子
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1991/09/04
  • メディア: CD

 

 

以前こんな珍しい CD があったのですが、今は廃盤のようです。

他に幾つか原田さんのアルバムや参加されたものがあるようですので探してみても良いかもしれません。

 

 

さてポール・モーリアのこの CD の中の「ペイネ〜愛の世界旅行」にも使われているのだそうです。

好きな曲ですが、それは知りませんでした。

そう言われてみればそうですね。

そのほか「愛の歌は永遠に(ほほえみのメルヘン)」にも使われているそうですが、これは聴いたことがありません。

 

 

早速 CD-R に焼いて車の中で聴いていますが、確かにクリアになっていますね。

Amazon のレビューでは低音が物足りないという声もあるようでそう言えなくもありませんが、悪くはないと思います。

昔は聴き取れなかった部分が聴き取れたりします。

 

「サンシャイン」「ゴッドファーザー〜愛のテーマ」が入っていないのは残念ですし、「恋はみずいろ '77」をはじめとするディスコ・ヴァージョンを集めたアルバムからは選ばれていないようなのも寂しいです。

 

「蒼いノクターン」は良いですね。しみじみします。

バランスがオリジナルとは少々変えられているなとも思いますが、悪くありません。

 

ポール・モーリアの歌唱が入っているのがとても珍しいです。

発表されなかった録音のようですが、この録音が入っている二枚目の CD、なんと収録時間が 82分を超えていて CD-R に焼くことができません。

止むを得ずその曲だけを除いて焼きました。

 

 

昔を思い出しています。

 

 

※’15.10.16追記

「パリは燃えているか」 も好きだったし、「ロミオとジュリエット」が何故入らなかったのかなと考えていましたら「ロミオとジュリエット」にもオンド・マルトノが使われていることに気づきました。

結構耳にしています。

鍵盤を備えているのでテルミンより使いやすいのだろうと想像します。

 

 

 

 


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