去年浜松の楽器博物館でこのベーム&メントラーのフルートを見ました。

製造時期は19世紀後半後期とありましたが、先日取り上げました "PIPERS" の記事にあったベームによる商品第一号金属管でしたが、こちらは胴部管は木管のようです。

ルイ・ロットやのちのルーダル・カルテに送られたサンプルが作られたのが 1847年ですから、それより 20年〜30年後のものではないかと想像します。

 

 

 

その商品第一号でもそうでしたが、こちらも歌口の周りが太くなっています。

気になるのはこの内側です。

もしこの部分が木製だとすると内径は金属部分と同じなのかもしれません。

 

 

 

しかしもしこの部分の内径が金属部分より太いとすると、これは相原さんが製造を担当している増永式頭部管と構造が似ていることになります。

 

気になります。

 

調べてみることにしましょう。

 

 

 

 


にほんブログ村