ヤマハに問い合わせたところ在庫が一つあるとのことだったので土曜日に行ってみました。

銀座店限定として作られたようです。

メルヴェイユ(YFL-994A)の限定セットとしてクロコ革のバッグとともに並んでいます。

http://www.yamahamusic.jp/shop/ginza/p/flutepc

 

単品で売れるのは一つ、ということのようです。

クロコ革のバッグは以前黒いものが 300,000円で販売されていましたが、今並んでいるのはワインカラーです。

黒は売れたのでしょうか...。

 

ちなみにオーストリッチはもっとお安いですが、それでも気軽に買えるお値段ではありません。

 

 

写真のケースカバーは以前作ってもらった Eiko Summer のオリジナル品です。

ラムとセーム、プリントされたピッグスキンを使っています。 

 

 

 

ピアノフィニッシュといえば FMC フルートマスターズのものがあります。

仕上げはほぼ同じですが、 FMC フルートマスターズのものにはネイルアートの技法できれいな花が描かれています。

 

 

 

 

横方向はほぼ同じ大きさですが、前後方向が YAMAHA の方が長いです。

 

 

 

前面の金具はほぼ同じです。

 

 

 

蝶番は YAMAHA の方が大きなものが使えています。

 

 

 

 

しかし特徴的なのは楽器の収納方法がユニークであることです。

全て方向が揃えられていて、胴部管が手前で実際に使用するときと同じ向きに収納するようになっています。

 

 

      

 

しつこいようですが、以前私が考えたものと同じです。

私のと違うのは、私が左右方向にサイズを伸ばすことを考えたのに対して YAMAHA のは前後方向に伸ばしたことです。

私のものですと普通の H管用のサイズに C管を納めるイメージです。

 

YAMAHA のものは普通のケースカバーは入らないのだろうかと思いましたが、NAHOK のものにぴったり収まりました。

 

 

YAMAHA はかなり余裕を持った作りになっています。

 

 

 

 

どちらもフラットに開き、上下の厚みはほぼ同じです。

 

 

 

 

 

美しさでは FMC フルートマスターズに軍配が上がります。

 

 

 

ラム革で巻くとチョコレートケーキのようです。

 

 

 

YAMAHA のものは H管用はないとのことです。

作ってもらうことはできるかもしれませんが、一つだけとなるとかなり高くなるだろうとのことでした。

そういえば FMCフルートマスターズでも何個か注文がまとまってから作っていたようです。

 

これを上回るものを考えるとするなら、輪島塗とか鎌倉彫とか金蒔絵でしょうか。

どなたたか "世界に一つだけの"ハードケース、作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 


にほんブログ村