フルートに馴染みのない方にとってはどうでも良い事だと思いますが、フルートの大きさ(内径)は皆同じというわけではありません。




先日取り上げました Aihara の夜光貝のリップの頭部管は相原さんの楽器には入らないのです。

まあ、調整してもらえば良いのですが、試しに Nikkan の胴部管に合わせてみたところ少し緩いもののうまく差し込めました。



こういう事はよくあるのですが、同じメーカー同士では大抵の場合は合います。



例外的ですが Nagahara のフルコンサートは頭部管が長くその分胴部管が短いので他の頭部管を使うというわけには行きません。


そういえばこの Nikkan は僅かですが頭部管が長く、胴部管が短いのでした。

日曜日にこの組み合わせて使ってみましたが、どうしても違和感があったのですがそれも原因の一つかも知れません。


そうそう今回借りた部屋は調整室と位置づけられた部屋で、映像や録音のダビングや編集を行える機材が揃えられていました。

隣はスタジオで、和太鼓の練習が行われていました。

音は懸念したほどうるさくはなかったので借りたわけですが、前回借りた音楽スタジをとは違って四角い部屋で、狭くはないのですがどうにも響きが良くなく、床はアクセスフロアらしく歩くときしむような音がしますし、立つ位置によっても響きが違うのです。

それでも辛抱して使っていたのですが、どうにも違和感が拭えなくて早めに切り上げました。


あとで聞いたのですがその隣のスタジオには照明の設備などもあるそうで、撮影にも使えるそうです。

お値段が高かったのではないかと思いますが、一度くらい借りてみようかなと思います。




さて以前この Nikkan は足部管が浮いてしまうという事に触れましたが、頭部管を Aihara に換えてみてもやはり頭部管が下がってしまいます。




どういう理由なのかは今のところ分かりません。


それに、部屋のせいか胴部管のせいか分からないのですがこの頭部管の良さが感じられないのです。

胴部管がそれほど音に対して支配的な影響を持っているとは思えないのですが、この頭部管が持っているはずの魅力が出し切れませんでした。


いつもの部屋を借りられたらもう一度確認してみたいと思います。




 


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