先日の山野楽器の Flute World 2014 ではいつもと違って試奏はあまりしませんでした。

いくつかのメーカーの展示は見ましたが、台風が近づいていたこともあってかやや盛り上がりに欠ける印象でした。




婦買ってる楽器のメーカーのコーナーは覗くようにしていますが、こちらは FMCフルートマスターズのコーナーです。


最近の流行なのか、こちらでもフルート用のマットが展示されていました。






作りは丁寧で、三種類あります。






記事は光沢があってきれいで手触りも良く楽器にも優しいと思われます。





縫製も丁寧です。





質感が伝わるでしょうか?


デザインも素敵ですね。

こちらのメーカーは美しいという事にとても拘りがあるという印象があります。


お値段は 8,000円也。

多分税抜きです。


少しお話ししたのですが、以前ご紹介しました掃除棒も作ってもらったハードケースも、実物を目にする機会があまりにも少ないです。

特にこちらのメーカーは楽器さえ実物が展示されているお店が少ないです。


最初に試奏した時は全然鳴らせませんでしたが、ある程度レッスンを受けてから吹いてみますと印象はがらりと変わりました。


今では東京に営業拠点もできたので事情は変わるかもしれませんが、地方の愛好家にとっては「幻の楽器」ともなりかねません。


以前は Mateki がそうでしたが、会社組織が変わった結果今ではこの Yamano Flute World にも楽器が並べられています。


楽器の広告や記事は主に THE FLUTE などの雑誌に掲載されていてそれらが主要な情報源になっています。


山野楽器や YAMAHA 以外でもユーザーが実物に触れる事ができる機会をどう作るかが今後の課題かもしれません。

若い製作者も育ちつつあるようですが、このような小さなメーカーでは作る人の技量がストレートに楽器に現れます。

メーカーとしての個性を維持できるかも課題でしょうね。





この日は傘は必要ありませんでした。


Yamano Flute World の記事はここまでです。




 


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