サントリー美術館は初めてです。
今まで観たいものがなかったわけではないのですが、なかなか足を運べませんでした。




今回は
大阪市立東洋陶器美術館コレクション 悠久の光彩 東洋陶磁の美
と題された展示です。
http://www.suntory.co.jp/sma/index.html

 国宝 油滴天目茶碗 南宋時代 建窯
    飛青磁花生 元時代 龍泉窯
 重要文化財 法花花鳥文壷 明時代
       青磁象嵌童子海石榴華文水注 高麗時代
       青花蓮池魚藻文壷 景徳鎮窯 元時代 
       木葉天目茶碗 吉州窯 南宋時代
を始めとする素晴らしい品々が展示されています。

大阪市立東洋陶器美術館が設備工事のため4月6日まで休館する事を受けての開催で、貴重な機会です。
http://www.moco.or.jp/


国宝や重要文化財、重要美術品の数々は素晴らしいの一言で、特に国宝の二点は実に見事なものです。
その他に印象に残ったのは
 黄地青花紅彩牡丹唐草文瓢形瓶 明時代 景徳鎮窯
 五彩松下高士図面盆 同
 青花花鳥文盤 同、重要文化財
などです。
二つ目の盆は歴代柿右衞門などに同様の図柄が見られ、三つ目の盤は中央の鳥の図柄が歴代柿右衞門の様式に通ずるもので、その周囲の石榴の文様はまさにマイセンの「ブルーオニオン」の元になったものと明確に感じられるデザインです。

展示されているのは 140点ですが、じっくり見ていると二時間くらいは経ってしまいます。
陶磁器に興味がおありの方には強くお勧めします。
時間の許す方はぜひお出掛けになってみてください。
4/1 までです。




上の二枚の写真は地下鉄の駅の出口の真上、3枚目はその近くです。




流れる水は良いですね。






忘れ物がありました。




駅に向かう途中、地下にはこんなオブジェがあります。








日常的にこんな環境に身を置ける人たちが羨ましいですね。




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