IWARIN さんがお困りのようですので木管のハードケースを収めるケースカバーを取り上げます。
私の木管、J.G. Hammig のハードケースの写真は以前掲載しましたが、
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2008-09-07

サイズを改めて測ってみますと
縦横が 100mm × 415mm、厚みが 60mm あります。
普通のハードケースとどのくらい違うのかは上のリンクの記事の写真をごらん下さい。
楽器は C足部管付きです。

これだけサイズがありますといつも愛用している NAHOK のケースカバーには入りません。
1枚目の写真は NAHOK に特注したものです。
サイズはぴったりです。

しかし特注はなかなか受けてはもらえませんし、お値段もかなり高いものになります。

では他に市販のもので使えるものがないかと言いますと、一つはブリーフケースと呼ばれる楽譜も入れられるサイズのものですね。
http://nahok.ocnk.net/product-list/10

楽譜も入るのは良いのですが、横幅がかなり大きくなり、全体としても画面の印象より大きいと感じます。




こちらは dolce楽器の商品で、普通のハードケースと頭部管のハードケースが楽に入ります。
"Busy Beaver" とのコラボレーションによるもので、元々はフルートとピッコロを収納できるように作られています。
http://www.dolce.co.jp/accessory/case/dolce-flute.html
ブリーフケースもこちらにもあります。
そのほかダレスバッグタイプやラム革のケースカバーなどがあります。




J.G. Hammig を収めてみると、入れるときは縦にしないと入れづらいですが、入ってしまうと余裕があります。




こんな感じで収まります。
配色などは良いですし、デザインも女性にも男性にも違和感なく使えると思います。
ただ表面が布地ですので埃は付きやすく、雨には心配です。
温度や湿度の変化には特別強いとは言えないかもしれません。


NAHOK にもフルートとピッコロを収納できる商品があります。
http://nahok.ocnk.net/product-list/148

dolce楽器の商品よりは大きいですが、木管のようなデリケートな楽器は温度や湿度の変化を極力受けないものを使いたいです。割れやヒビが生じてからでは遅いですから。