リフォームは終りました。
二十年以上前の房総沖地震で瓦がずれていました。
割れたり崩れたりした箇所はすぐ直したのですが、プロの目から見ると問題が多かったようで、確かに言われて見ると縦の線が真っ直ぐではありません。
まだ真っ直ぐではありませんがずれを直し、隙間を埋め、塗装しました。
これで当分大丈夫です。




古い家なので廊下がありますが、風雨にさらされてだいぶ傷んでいましたので板を張り替えました。
雨戸も滑りが悪く使いにくくなっていたのでアルミ建具と一緒に撤去し、新しいサッシと網戸、それにシャッターを入れました。
母が楽になったと喜んでいます。
戸袋も不要になったのですが、全部捨てるのは惜しいような気がするので一つ残し、表の板を張り替えてもらいました。真新しくて居心地が悪そうな板もやがて雨風にさらされて馴染んでくれるでしょう。




本題はこれからです。
大工さんにお願いして楽器を収納するものを作ってもらいました。
家具店で売っているような立派な外観は必要ないので実用本位でとお願いしました。
ウォークインクローゼットの中に作る収納のような感じにしましたとは大工さんのお話です。
この棚の奥行きは 15cm で、一段に NAHOK のケースカバーに入れたままのフルートが二本置けます。
幅は 60cm と余裕がありますので CD や小物なども置けます。

下部には重いものや譜面台、スタンドなども置けます。




ヴァイオリンやコントラバスフルートはこちらに。
幅は 75cm です。

棚板なども中空ではないので丈夫です。無垢の板ではないので反る心配もないでしょう。
組み立ては接着剤を使わずネジ止めです。




両方を一度に見るとこんな感じです。設計図を見た大工さんはきっと面食らったでしょう。
高さは 180cm です。
鍵も付けました。

左側が廊下で、この先で左に曲がっています。
新しいサッシは全面透明で光がよく入ります。
この場所は以前は古い壁が残っていたので光があまり入らず冬は寒かったのですが、午前中は明るくてとても暖かです。


時間を見つけて楽譜や CD を整理したいのですが、今年はもうあまりできそうにありません。
大きな出費でしたが、良い年を迎えられそうです。