我が家は現在リフォーム中です。
木造在来工法の一戸建てですが、私より古く築55年以上になります。妙に細かいですが。
昔の造りなので軒など一部亜鉛メッキ鋼鈑(いわゆるトタン)葺きのところもあるのですが、スレートと同じように定期的に塗り替えを行わなくてはなりません。

今回も塗り替えを行う予定でしたが、リフォーム業者と打ち合わせするうちにいろいろ直したい箇所や直さなければならない箇所が浮かび上がってきて結局当初予定していたより大規模なリフォームを行う事になりました。

トタン葺きの部分は瓦葺きに。
アルミ建具を後から入れた部分はアルミサッシとアルミのシャッターに。
かなり傷んでいる廊下は張り替えます。


軒を剥がしたところを撮っておきました。
梁に丸太が使われています。







こちらはリフォームとは関係ない室内の一部ですが、大黒柱です。
一辺が 20.5cm あります。
聞くところによると原木はもっと太い柱が取れるだけの大きさがあったそうですが、それほど大きな屋敷ではないので不釣り合いになるという理由で細くされたそうです。
子供の頃はずいぶん太く感じましたが、測ってみるとそれほどでもないですね。

交差しているのは多分松材で、高さを測ってみると 27.5cm ありました。
今は在来工法(木造軸組工法)でも特別な注文住宅ででもなければ大黒柱やこんな梁を使う事はないでしょうね。




見上げるように撮ってみました。
古色蒼然ですが、頼もしいです。

今まで何度かリフォームや増築を行って来ましたが、今回の大幅なリフォームで住める期間がだいぶ延びるはずです。100年使えるかどうかは分かりませんが。