楽器店ではフルートフェアでした。
楽器店にとっても台風とは予想外でしたね。
楽器の診断と調整を予約していた人の何人かは予定を変更したようです。

新しいケースカバーが展示されていました。
どれも女性向けのデザインですね。




管楽器フェアの一環ですが、今日と明日はフルートの日です。




SANKYO の特別モデル付属のケースカバーがありました。
楽器もあったのでしょうが、試奏はしませんでした。


先日試奏した Altus の限定モデルもありました。
試奏はしませんでしたが、気になっていたヘッドクラウンをチェックしてみました。




薄いものと厚いものです。




ねじ込む側から見るとこうです。




こちらは持って行ったアルトフルートの頭部管のヘッドクラウンです。
フルートは Altus ですが、この頭部管は以前相原さんに作っていただいたものです。
YAMAHA のものと同じ形状です。






キッチンスケールで測ってみました。
どちらも同じ重さです。
不思議な事に薄い方が手のひらに載せた時重いような感じがするのです。

このキッチンスケールは非常に敏感で 15g と表示するときと 16g と表示するときがあります。




両方乗せてみると 31g と表示されます。
多分 15.5g から 15.9g の間なのでしょう。


さてこれはどういう事かと考えてみるとおそらくこのネジが切られた部分は金属の固まりではなく、中は空洞なのでしょう。
重さを揃えて作ってあるのでしょう。




ネジの切られた部分の厚みが違うように思えます。
空洞である事は確かなようですね。

では何であんなに響きが違うのでしょう。
想像するにネジが接触する位置が異なる事、それによってネジが遊んでいる部分の長さが異なるのでしょう。また、この金属で囲まれている部分の空間の容積が異なるので頭部管の内部の振動の様子が変わるのでしょう。

不思議ですが、変化する事は確かでそれも非常に大きな変化です。


今回は YAMAHA の木管も展示されていたので二本試奏しました。
それについてはまた改めてアップします。