十二代柿右衛門の茶碗です。




ザクロや梅などがとても良いバランスで配置されています。




ザクロの絵付けです。




空間のバランスが柿右衛門様式の魅力です。




十三代柿右衛門の急須です。




可愛らしい蓋です。




茶碗とのセットです。




なかなか色が再現できませんが、透き通るようなきれいな白です。




釉薬も素晴らしくきれいでこの上なく滑らかで光沢も見事です。




女性的で優美な形です。


こちらの茶碗はお茶を飲むための茶碗ですが、最初の作品はご飯茶碗です。
その昔中国から磁器が入って来た時、圧倒的にお茶を飲むための茶碗が多く、磁器全体を茶碗というようになったそうです。
やがてご飯を磁器の茶碗で食べるようになってそれをご飯を盛るための磁器(茶碗)という意味で「ご飯茶碗」と呼ぶようになったそうです。
http://onoen.jp/column/column_16.html

こちらでは焼物の事を「瀬戸物」と言います。瀬戸産のものでなくても瀬戸物です。
瀬戸のものが圧倒的であったのでこう呼ばれるようになったのでしょうが、「茶碗」も同じような理由でこう呼ばれたというのが面白いです。