昨日はやはり午前中から雨になってしまいました。
高速道路は特に午後からの渋滞がひどいだろうと思われたので昼前にアイハラフルートさんに行きました。
海ほたるは入場待ちという掲示が出ていましたが、袖ヶ浦IC まではスムーズに流れていました。
帰りも一部事故渋滞の表示が出ていましたが、蘇我IC まではスムーズでした。

さて写真は試作品の黒サンゴのリッププレートです。




小さな穴が無数にあいているというイメージを持っていましたが、これだけ光沢が出るという事は組織がとても密なのだろうと思います。

縞が美しく、漆塗りや蒔絵を連想させます。




水牛の角より美観という面では好ましいという印象です。
作り方次第ですが、音は際立った特徴があるとは言えません。


上の写真にも一部写っていますが、もう一つの試作品はヤコウガイのリッププレートです。
ヤコウガイと言っても光るわけではなく、簡単に言うと大きなサザエです。




サザエやアワビのように殻の裏側に真珠のような光沢があります。
この光沢が美しいのでこの貝や白蝶貝や黒蝶貝とともに螺鈿の材料として使われるそうです。
アルトフルートやサックスやトランペットの指の当たるところにはモデルによって白蝶貝が使われています。




真珠のような貝特有の光沢がご覧いただけるでしょうか。




上部に見える縞模様も美しく、大理石か縞メノウのようです。




取る部分によってはこの写真のような青っぽい色が出る事があります。

美観を言えば鹿の角より光沢もあって美しいですね。
音に関してはやはり作り方によりますが、牛の角や上の黒サンゴよりは良いようですが、今のところ鹿の角には一歩譲るという印象です。


これらは間もなく山野楽器の店頭に並ぶ予定です。