今まで見る機会がなかった展覧会です。


撮影可の展示もあります。


吉田茂の懐刀などとも評され「日本は戦争に負けたのであって奴隷になったのではない」などの発言でも知られています。

実質的に日本側の交渉窓口となって「従順ならざる唯一の日本人」と言われマッカーサーが天皇陛下の贈り物を床に置くよう指示したことに対して激怒して持ち帰ろうとしてマッカーサーを慌てさせるなど有名なエピソードがいくつかあります。





イギリスに留学しケンブリッジ大学を卒業、イギリス貴族とも親交があって国際感覚や貴族というもののライフスタイルも身につけます。





1940年(昭和15年)に南多摩郡鶴川村能ヶ谷(東京都町田市能ヶ谷)の古い農家を購入し武相荘(ぶあいそう)と名付けて農業をして暮らしていました。自分が愛想がないという意味もあったようです。

日本は負けると考えていたのでしょう。


ここではその武相荘に残されたものたちや種々の資料が展示されています。







ブガッティやベントレーが愛車でした。











伯爵・樺山愛輔の娘・正子を妻とします。





白洲正子については


 14歳でアメリカに留学し国際感覚に富みながらも厳格な家庭で育ちました。

 独特の審美眼で、文学・古美術・旅を愛し、数々の名随筆を残しました。

と紹介されていて著作物や着物、服などの資料が多く展示されています。






会期は5月5日までです。