X-T3 を使っていた時に脱着可能でハンドストラップにもなるものを使い始めました。

これは 10年ほど前に自分で考案したものと同じ発想です。

https://music-1000.blog.ss-blog.jp/2011-07-12





中央部分を取り外すと短いストラップになります。


工夫の肝は普通は両端にオスを取り付けるところオスとメスを取り付けてある点です。

この方式の簡単なものは商品として存在します。


さてそれをずっと使っていて X-T4 に付け替えたのですが、ある時持ち上げたタイミングなどで抜けてしまうことが二度ありました。

首から下げている時でなくて本当に良かったのですが、心配になってきました。





カメラに取り付ける方は通常よりしっかりと取り付けています。

上の写真のように先端を再度コキに通していますので引っ張る力によって抜けてしまうことは考えられないのです。





このようにしてサルカンでも押さえていますので摩擦は大きいはずです。







付け替えをしたことも原因の一つかもしれないのですが、新品の状態に比べるとヤワになってるように思えます。

サルカンも緩くなっていました。

カメラもレンズも重く一番新しく加わった 200mm を取り付けるとさらに負荷がかかるので新しく同じものを注文しました。


その際制作者の方から普通のものより太いものも製作可能と言われたのでそうすることにしました。

通常は PPテープの幅は 10mm なのですが、12mm で作ってもらいます。

重量級のカメラの純正ストラップは 12mm クラスのものを使っているようです。





しかし市販のストラップでも全体はそれほど幅広ではないのにテープの幅が 12mm あるものもあります。





200mm のレンズに取り付けるストラップはさらに太くて 15mm ありました。

なるほどそのくらい必要というわけですね。

しかしその幅ではカメラに取り付けることができません。





上から 15mm、12mm、10mm です。





たった 2mm ですが、強度はかなり違うでしょう。


Amazon などで脱着可能なストラップを見ていると 8mm のものが少なくありませんし、携帯電話のストラップのような糸状のものも多く見られます。

それはさすがに怖くて使えませんね。