以前プロ用の加算器を取り上げましたが、いわゆる電卓にも加算器方式のものがあります。




https://music-1000.blog.ss-blog.jp/2016-04-10-1








仕事で使っている電卓がかなりくたびれてきたので思い切って更新することにし、同じメーカーの加算器方式のものにしました。


 







そういう電卓は今でも売っていますが、こちらは一つ前のモデルで未使用の中古です。








明るいところにずっと置かれていたのか、箱が褪色しています。








ディスプレイ部分には擦り傷もありません。








本体も中国で製造されています。








右が今まで使っていた普通の電卓です。


普通と言っても机上タイプなので大きいです。








テンキー部分の左右のキーピッチは同じですが、上下のピッチが異なります。


電卓方式の方がキーとキーの間隔が広いです。








2130 の方はボタン電池併用で、暗いところでも使うことができます。








傾きは同じです。








上下のピッチがどう違うかと言いますと、2130の方はテンキー部分だけで下の電卓の MU、や % などの一列のキー部分を加えたのと同じスペースをとっています。


 


早打ちをするにはこれだけのピッチがないと使いづらいのです。


久しぶりに使ってみるととても快適です。


 


一旦これに戻ってしまうと元の電卓は使いづらく感じてしまいます。








機能面で一番違うのは K と表示されたスイッチです。


これを ON にすると + キー、- キーを打つだけでその前と同じ数字が加算あるいは減算されます。


例えば 100,000を3回加算するとすると、この電卓では


1 00 0 00 +


を三回繰り返さなければなりませんが、加算器方式では


1 00 0 00 +


      +


      +


で済みます。


また加算する数字を誤った場合はすぐ


 -


を打てば同じ数字がマイナスされます。


 







使い勝手で一番違うのは以前も触れましたが減算です。


 


電卓では


123 + 456 - 321 =


と打つところ


加算器では


123 + 


    456 + 


        321 -


と打ちます。


伝票や並んだ数字を集計するときはこの方が速いのです。





欲を言えば一枚目の大きな加算器と同じように 000 のキーが欲しいところです。