吹き込んでいる カオリモ 4 ですが、使う楽器としては唯一のトーンホール引き上げのモデルです。


昔は引き上げはできなかったので登場した当時は引き上げの方が高かったそうです。


トーンホール上端は当初は切りっぱなしのような鋭いエッジだったのでパッド表面のフィッシュスキンが破れやすかったそうです。


その後橋を丸メールカーリング処理ができるようになって今に至ります。








気づきにくいですが、多くのカバードキーのモデルがオフセットであるのに対してこれはインラインです。


なので管体銀メカ洋銀ですが初心者向きではありません。








引き上げ処理は管内から外に向けて金属の塊を引っ張ってそれにつられて管体が引っ張り上げられて伸びることによって形成されます。


なので元々開けられている穴は横方向に引き伸ばされた菱形のような形をしています。








夜光貝と金メッキのクラウンがきれいです。









今度アイハラさんの別の頭部管も使ってみようかと思っています。