以前新しいパン切り包丁を取り上げましたが、メーカーは福井の龍泉刃物というところです。


 


福井県といえば第一にメガネフレーム、第二に恐竜が思い浮かぶのですが、刃物の産地として700年の歴史があるそうです。


 


また、伝統工芸品として最初に指定を受けたそうです。


https://kougeihin.jp/craft/0709/


http://www.echizenuchihamono.com/about_us/about_us.html








パン切り包丁の切れ味が素晴らしかったので三徳包丁を求めてみました。








こちらは「武礼禅 龍」というシリーズで、プロ向けのラインアップのようです。








このシリーズの特徴は他のシリーズにない「スーパーゴールドll」という優秀な素材を採用していることで、素っ気ないというほどの外見からも本職用の雰囲気を感じます。












前回生食パンを切って刀工が鍛えた包丁と比較して優秀さがわかったのですが、今回はホームベーカリーで焼きあがったばかりのパンを切ってみました。


 












刀工の包丁の方もよく切れるのですが、刃の厚みの違いからか、切り進めると途中から少し抵抗が増します。


 








例えて言うなら真剣白刃取りで止められるかのような感触で、もちろん止まってしまったりはしないのですが、新しい包丁はそうした感触が殆どなく最後まですっと切れる感じです。








皮の部分もきれいに切れています。














中身の部分もパン切り包丁以上にきれいに切れます。








 


今にして思えばこの三徳包丁は刃渡りが 170mm なのでパンを切るにはもう少し長さが欲しかったですね。


でも牛刀の例えば 210mm クラスとなるとかなり高いのです。


この三徳包丁も安いとは言えないのですが、かなり贅沢です。


 


 


きりがありませんが、今度トマトでも切り比べてみようかと思います。