テクテク歩いてキトラ古墳にやってきました。


そろそろ肩が痛くなってきます。


靴を新調して慣らしてあるので足は快適です。


 


 






展示施設はこちらの一階と、左に見える階段を降りた地下です。


一階に壁画の現物が展示されているのだそうですが、残念ながら水曜は閉館とのことです。


 


 



 






撮影は自由です。


 


展示のお金のかけ方にも圧倒されます。








Wikipedia と最新のニュースによれば


 特別史跡:2000年11月24日指定


 重要文化財:キトラ古墳壁画 5面(東西南北壁及び天井)、 2018年10月31日指定


 国宝:2019年3月18日、文化庁が指定へ答申


で、昨日のニュースで


 壁画のエックス線調査で、十二支のうち「辰」の像の可能性のある場所に黒い影があることが分かったと発表した(毎日新聞)


 泥に覆われた壁面の漆喰に、獣頭人身の十二支像の「辰」が残っている可能性のあることがわかった(朝日新聞)


と報道されました。








模型と展示パネルが多数あります。


















韓国の金庚信墓十二支像の拓本。


今回発見された壁画がこのうちの辰に相当するものかもしれないということのようです。


 


 






中国や朝鮮半島にも四神がありますが、基本は同じで細部や向きなどが異なります。








高松塚古墳よりキトラ古墳の方が古いとされています。


 高松塚古墳:藤原京期(694年~710年)に築造された


 キトラ古墳:壁画などにみられる唐の文化的影響が高松塚古墳ほどには色濃くないことから、遣唐使が日本に帰国(704年)する以前の7世紀末から8世紀初め頃に作られたと見られている


 (Wikipedia)










石室のアクリル模型です。








あとで気づきましたが、外側からは反転した像を見ていることになります。










これをパウンドケーキかカステラのパッケージにしてお土産にしたら売れそうです。


 


 




 




みんな反対から見た姿です。














モニタが多数置かれ、動画で内容が紹介されています。




















両古墳とも昔(鎌倉時代)盗掘に遭っています。


キトラ古墳は朱雀のある壁に穴が開けられていますが、画像の部分には掛かっていませんでした。


石に穴を開けるのですから掘りやすい端から必要最小限だけ壊したのでしょう。


 











亀裂や水、泥の侵入が多く見られます。










高松塚古墳が発見されて話題になってからここにも同じようなものがあると地元から声が上がったのだそうです。








地元で古くから「キトラ」と呼ばれていたそうですが、「亀虎」と表記されることもあるそうですが、「北浦」が転訛したものとされているそうです。












平日なので人は疎らです。


遠いですしね。










ここに出ます。








ショップなどがあります。








手前は広場で、駅との循環バスもあります。










左上が古墳です。








高松塚古墳と同じような形ですが、少し小さいような印象です。














大峰山か大台ケ原山でしょうか。








こういうところで暮らした古代の人々は神様を感じたでしょうね。










帰途につきます。


循環バスは終わってしまいました。


 







中央に高松塚古墳が見えます。








アオサギがいました。








400mm でいっぱいです。












何でしょうね。










もうすぐ駅です。








周囲にはイチゴ農家が多く、換気扇から排出する風は甘い香りがしました。


 


肩と足が疲れました。


 


ホテルで体を休めましょう。