予想外の遭遇でした。
時間があったのでたまたまその時いた場所に近い千葉トヨペットに行ってみました。
お店はリニューアルされてすっかりきれいになっていました。
久しぶりの出会いです。
ずいぶん前に千葉港で赤の後期型に出会ったことがあります。
その時は運転していた人にお願いして写真を撮らせてもらいました。
モノクロでした。
スタッフの方のお話ですと走行はできないそうですが、会社のものなのでいつもここにいるそうで、他の店舗から依頼があった時は貸し出すのだそうです。
前期型の、大きなフロントのフォグランプとリアコンビネーションランプが好きです。
流麗な美しいスタイルはプレスでは不可能なラインだそうです。
確実な話ではないのですが、日産でという計画もあったそうですが、実現せずその後日産から発売された フェアレディZ になんとなく面影があるように思えます。
正面に見えるのはヘッドライトではなくフォグランプです。
ヘッドライトはその上に格納されています。
初期型の中でもこれは本当に最初の型で、ウィンカーランプ(のカバー)がクリアです。
この次にオレンジになります。
ホイールはオリジナルはマグネシウムですが、これはオリジナルのイメージを再現したレプリカだそうです。
エンブレムは七宝です。
この中にエアフィルター(運転席側にバッテリー)があります。
砲弾型と言われる形です。
塗装は再塗装されていてメッキパーツも多くはオリジナルではないそうですが、見分けがつかないほどに再現されているのは見事です。
バンパーに相当する部分は小さいですね。
ゴムはかなり劣化しているのでオリジナルかもしれません。
塗色もよく再現されていると思います。
元の車体の状態も良かったものと思います。
フロントにもこれは張ってあったのですが、スタッフの方が外してくれました。
ネジ止めなのですね。
シャーシは ジャガーEタイプ と同じX型バックボーンフレーム、サスペンションはダブルウィッシュボーンです。
ロゴデザインには時代を感じますね。
ラジオは標準でついていたのでしょうね。
この時代はヘッドレストはありません。
シートベルトもなかったかもしれません。
※ ’19.2.6 追記。
カタログを見ますと2点式シートベルトが装備されています。
この当時高級車にはオプションでシートベルトがつけられたようですが、前席のシートベルトが義務化されたのはこの翌年のことのようです。
インパネは YAMAHA 製です。
前期型にはエアコンは取り付けることができません。
再塗装するのは大変でしょうね。
美しいラインです。
リヤにグリップが見えました。
初めて気付きました。
ペガサスホワイトというカラーです。