先日暑い中歩いた加曽利貝塚ですが、国の特別史跡に指定されたのはご存知の通りです。


貝塚では初めてですね。


 


最初に申請した時は色々な理由によって指定には至らなかったのですが、その時の問題点に対する対応策が今回盛り込まれた結果指定を得ることができたということのようです。


実際はこんな簡単なことではなくて熊谷市長がそれまで手をつけられていなかった事柄に一つづつ対応していった中にこの加曽利貝塚もあったという事であるようです。


 


事前に広報などで知っていたのは


 博物館や駐車場のような人工のものがある事


が重要なポイントの一つだったようです。


 


今回ヴォランティアのスタッフの方にお話を少し聞くことができたのですが、博物館は既に移転が決まっているそうです。


理由は指摘された事だけではなくて収蔵庫の容量の問題が大きいのだそうです。


博物館の外には新たに自動販売機も置かれたので移転はないのかと思っていましたが、別の場所に移るそうです。


 


トイレは博物館近くに二箇所あるのですが、これも何か動きがあるかもしれません。


訪れる人や調査の方が多くなればどうしてもなくてはなりません。


 


 


以前の記事で観音様が移転したことに触れましたが、やはりそれも同じような動きなのかもしれません


 


駐車場や東電の鉄塔はどうなのかは聞くことができませんでした。


 


 






2015年に TV 番組の収録が行われたそうです。


 







その時このネックレスが貸し出されたそうです。










これも。








ニュースの中継もあったようです。












案内を依頼することができます。








花瓶も土器です。


(再現したもののはずです)










復元住居の中から外を見ます。


住居の中は心なしか涼しいような気がします。










発掘調査は現在8%しか行われていないそうで、これから本格的に調査が始まるのでしょう。





子供の頃に帰れるようなこの自然がいつまでもこのままであって欲しいものですが、ここに生えている木は大きなものであっても当時の植生を研究した上で後から植えられたものです。


 


発掘調査のためには切られることもあるでしょうし、実際先ごろ行われた調査に先立って何本か切られています。






県民であっても訪れたことがある人はまだまだ少ないでしょう。


市原の例の場所よりこちらの方が身近に感じられると思います。


ちょっと暑いですが、昔は冷房もなかったですから。